公開日:2020-04-05 更新日:2024-07-04
【事例特集】おしゃれに料理を楽しむ
分譲マンションのキッチンはさまざまな方が使いやすいような一般的なレイアウトが多く、お料理好きの方は満足できないことが多いようです。
リノベーションで間取りを大きく変えるなら、間取りにこだわって理想のキッチンをつくってみてはいかがでしょうか。
今回は、おしゃれなキッチンリノベーション事例をもとに、理想のキッチンをつくるためのアイデアなどをご紹介します。
■ 中古マンションのキッチンは移動できるもの?
リノベーションでキッチンにこだわる場合、キッチンの配置を大きく変えるケースは少なくありません。特にマンションの場合、大掛かりな配置換えができるかどうか心配な方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、マンションのキッチン移動はできる場合とできない場合があります。
キッチンには電源・給排水・排気ダクト・ガスなどの設備が関係するため、これらの配管が物理的に移動できない場合NGとなります。
床下などに配管を通すスペースがある場合は、自由な場所にキッチンを移動することもできますが、天井に梁があったりPS(パイプスペース)の場所によって、移動の可否は変わってきます。
こうした構造部分は床下や壁裏に隠れているため、マンションの構造に詳しくない一般の方が見分けるのは難しいといえるでしょう。
よくチェックせずに中古マンションを選んでしまい、いざリノベーションを依頼したらキッチンが移動できなかった…という事態は避けなければいけません。
物件選びでの失敗や後悔を防ぐために、リノベーションのプロのアドバイスを受けながら探すのがおすすめです。
キッチン移動や間取り変更ができない物件を見抜くことはもちろん、理想の環境に作り変えやすい物件を探すこともできます。結果的に工事の工数や材料を削減することにもつながり、費用を抑えられる可能性もあります。
SHUKEN Reはリノベーション物件の選定から完成までトータルでお手伝いする「ワンストップリノベ」に対応しています。相談窓口が一つになることでお施主様の負担が減り、完成までの期間短縮につながるメリットも。マンション探しから始める方は、ぜひご相談ください。
■ キッチンリノベーション事例集
実際のリノベーションで生まれた、おしゃれで使いやすいキッチン事例をご紹介します。
それぞれお施主様の想いを形にするアイデアがたくさんありますので、お気に入りのキッチンをつくる参考に採り入れてみてくださいね。
【事例1】
パーティースタイルのおもてなしLDK
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
既存の壁付けキッチンを対面にすることで、友人や家族を招いてのパーティーに対応できるようにしたおしゃれなキッチン事例です。
面材やワークトップ、レンジフードを壁面と同じホワイトに統一することで存在感を抑え、広々したLDKの印象を維持しています。
延長したワークトップはカウンターとして、配膳前の一時置き場や軽食スペースなど多目的に活用できます。
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
もともとのキッチンスペースをオフセットして設けたパントリースペースは、ワークトップから距離が近いため使い勝手ばっちり。
あえて扉を設けず、アーチの開口にすることでおしゃれな空間を演出しています。
可動棚を調整して様々な大きさのアイテムをしまえるため、調理器具や材料がキッチンに溢れずいつでもおしゃれな状態を保てます。
【事例2】
vintage=nostalgia
事例を見る:Case41「vintage=nostalgia」
既存のI型キッチンをL型キッチンに入れ替え、作業効率をアップさせつつ冷蔵庫もすっきり収めたリノベーション事例です。
キッチンの床をタイル調のデザインに切り替えることでゾーニングし、水や油はねのお掃除にも配慮しています。
事例を見る:Case41「vintage=nostalgia」
ダイニングテーブル横の可動棚と天井の吊り下げ棚は、扉やボックスをつくらない「魅せる収納」で造作。ビンテージテイストのインテリアにマッチしたおしゃれな収納になっています。
扉の開閉がないため作業効率アップにつながり、手が濡れている時もお皿を出し入れしやすいという機能面のメリットもあります。
食器や調理器具などのアイテムにこだわりがある方は、造作のオープン収納でお気に入りのアイテムをおしゃれに見せてみてはいかがでしょうか。
既製品と違い、入れるものや好みのデザイン・材質までこだわれる点が造作収納のメリットです。
扉をつけてオリジナルのカップボードを造作することもできますので、なかなか気に入った既製品が見つからない方もぜひご相談ください。
【事例3】
suumo×cookpadから生まれた
理想のキッチン
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
アンケートで調査したさまざまなご意見・ご要望を参考に、使い勝手の良さに注力したキッチンレイアウトです。
周りをぐるりと回遊できるアイランドキッチンは、お子さんや家族と一緒に料理をするときに効率が良くなります。
お友達を招いたホームパーティーでも、多目的に使えるためストレスなく楽しめます。
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
動かすことができないPSは、あえてキッチン中央の小壁に。レシピ本やタブレットを見ながら調理できるスタンドを設置し、ワークトップに本を置いて濡れたり汚れたりすることを気にせず新しい料理に挑戦できます。
使用頻度の高い調理器具をぶら下げておくこともできるため、料理の効率アップにもつながっています。
コンセントを設置して、ミキサーやポットなどがすぐ使える点にもこだわりました。
キッチン本体はメーカーの既製品ではなく、キャビネットとカウンターを造作した完全オリジナル。おしゃれで使い勝手の良いワゴンやお子さん用の踏み台など、お施主様に100%合わせた使い勝手の良いアイデアいっぱいです。
【事例4】
出来る人のガス+IH両方搭載キッチン!
事例を見る:Case22「出来る人のガス+IH両方搭載キッチン!」
お料理が好きなお施主様のご要望に合わせ、ガスコンロとIHクッキングヒーターを両方設置した本格派キッチンです。
IHは火の立ち上がりが早くお掃除しやすい点がメリットですが、鍋を振ることができず本格的なお料理に向かない点もあります。
パッと作る朝食などはIHを使い、本格的な調理にはガスコンロを使いそれぞれのメリットを活かすことができます。
事例を見る:Case22「出来る人のガス+IH両方搭載キッチン!」
本格使用するコンロは奥に配置し、たっぷりの造作収納に調理器具が収納できるレイアウトです。
普段使いするIH側のキッチンがごちゃごちゃせず、リビングから生活感が見えない点もおしゃれなポイント。カウンター下に収納が生まれることで、IH側のキッチンを置いたスペースが無駄になるのを防いでいます。
カップボードの置き場所を省略することができると思えば、コンロを一つ追加するスペースを確保するのは難しくないでしょう。
IHとガスどちらを選ぶか迷っている方は、この事例のように両方設置するのも一つの選択肢です。
■ おしゃれなキッチンづくりのアイデア
キッチンが使いやすいことは大前提ですが、リビングから見えるケースも多いためおしゃれなレイアウトにもこだわりたいところです。
おしゃれなキッチンリノベーションでよく用いられるテクニックを、いくつかピックアップしてご紹介します。
・カウンターを造作
キッチン周りにカウンターを造作してスツールを配置するのは、おしゃれなキッチンの定番テクニック。意匠性の高さだけでなく、朝食やおやつなどちょっとした軽食時に使える実益性を兼ねている点も採用例が多い理由です。
料理中に、お絵描きや宿題をするお子さんとコミュニケーションをとることもできます。
対面型やアイランド型のキッチンでは、天板を延長してカウンターとして兼用する方法もあります。ワークトップの面積が増えるため、料理が趣味で一度にたくさん作る方が作業しやすい点も大きな魅力です。
・タイルでおしゃれに仕上げる
油汚れや火気の使用があるキッチン周りでは、クロスなどの内装仕上げではなく専用のパネル材やタイルで仕上げることが多いです。
どちらも汚れが落ちやすく火に強い素材ですが、おしゃれな仕上がりにこだわるならタイルの方が思い通りのデザインになるでしょう。
パネル材は多くのメーカーがいろいろなカラーを出していますが、規格品であるためどうしても選択肢は少なくなります。
その点タイルはサイズやカラーの選択肢が多く、カラーを組み合わせて使うこともできるためオリジナルのデザインに仕上げられます。
旅先でお土産に買った思い出のタイルをワンポイントで使うといったこだわりも素敵ですね。
・ステンレスキッチンで業務用っぽく
ステンレスキッチンを選んで、無骨な業務用の雰囲気を出してみるのもおしゃれなキッチンづくりのテクニック。
レンガやスチールアイテムを使ったインダストリアルデザインやシンプルなモダンデザインなど幅広いテイストとの相性が良く、清潔感のある印象が得られます。
樹脂製の扉と比べて耐久性が高く、使ううちに曇ってきても磨き上げることで新品の輝きに戻る点もステンレスキッチンの魅力。
素材自体を活かした流行に左右されないデザインのため、長く使っても古さを感じない点も大きなメリットといえるでしょう。
・パントリーですっきり収納
お米やパスタなどの常温食材や調味料の買い置き分など、キッチン周りには収納すべきアイテムが多いものです。
せっかくおしゃれにつくったキッチンもモノであふれてしまうと魅力が半減。ちょっとしたパントリースペースを作っておくと、キッチンの収納力を補いすっきりおしゃれなキッチン周りを維持できます。
マンションの場合床面積の問題から大型のパントリースペースを設けるのは難しいですが、ちょっとしたスペースでも効果大。
できるだけワークスペースからアクセスしやすく、居住空間から見えづらい位置に作ると使い勝手と見栄えが良くなります。
キッチン本体の収納スペースが圧迫されないため良く使う物を出し入れしやすく、料理の効率アップにもつながりますよ。
おしゃれなキッチンが欲しい方だけでなく、お料理にこだわりがある方にもパントリーはおすすめです。お気軽にご相談ください。
■ まとめ:キッチンにこだわってお料理を楽しみましょう♪
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
毎日の生活を支える食事をつくるキッチンは、リノベーションに取り組むならぜひこだわりたいポイント。
リビングとつながっているマンションの場合、キッチンのデザインはLDKのおしゃれ度にも直結します。
お施主様のご要望に合わせたキッチンなら、毎日のお料理を効率的にこなせて時短も可能。浮いた時間で新しいお料理の研究に取り組めば、さらにキッチンに立つのが楽しくなりますよ♪
SHUKEN Reは、理想のライフスタイルや今のキッチンの悩みなどをしっかりヒアリングし、お施主様に合わせたキッチンづくりをしっかりサポートいたします。
定期的に完成見学会や相談会も開催していますので、「いきなり家に来てもらうのはちょっと…」など抵抗がある方もお気軽にご相談ください。
お施主様の想いと私たちのアイデアがたくさん詰まった間取りは見るだけでも楽しめて、勉強にもなります。遊びにいらっしゃる感覚でお気軽にご参加ください。