公開日:2020-11-15 更新日:2024-07-04
【間取り図アリ】アイランドキッチンのリノベ事例集|おしゃれなマンションレイアウトも
デザイン性が高くLDKをおしゃれに彩ってくれるアイランドキッチンの間取りは、リノベーションで人気のレイアウト。
左右を通り抜けられて家事効率も抜群ですが、大きなスペースが必要になるためハードルが高い一面もあります。
今回はアイランドキッチンの間取りにスポットをあてて、実際のリノベーション事例をご紹介します。
メリットや間取りを考える際の注意点なども解説しますので、LDKの間取り変更を考える際の参考にして下さい。
目次
■ アイランドキッチンとはどんな間取り?
アイランドキッチンは周囲が壁に接していない独立型で、リビングに向けた対面レイアウトが基本です。
LDKと一体型のオープンキッチンになるため、キッチン自体がおしゃれなインテリアのように空間を彩ってくれるのが特徴。
左右を通り抜けられるので家事効率がよく、複数人での料理やパーティーシーンでも使いやすいキッチンです。
ベーシックなI型やペニンシュラ型とくらべると広いスペースが必要になるため新築では少数派ですが、間取り変更が自由なリノベーションで人気の間取りです。
■ アイランドキッチンのリノベーション事例
実際にリノベーションでつくった、おしゃれで便利なアイランドキッチンの間取りをご紹介します。
デザイン・使い勝手・収納などに注目して、間取りづくりの参考にしてください。
・事例①
アイランドキッチンに横並びダイニングテーブルを組み合わせた、配膳効率とデザイン性あふれる間取りです。
左右から出入りできる動線に加えて、洗面へのショートカットでさらに家事ラク間取りになりました♪
・事例②
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
移動できない躯体壁を活かして、見た目も機能性も充実させたオリジナルアイランドキッチンの間取りです。
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
柱のように立ち上がった壁面には、ラックを設置して使用頻度の高いアイテムやレシピ本を置けるようにしています。
給湯器のスイッチやコンセントなど、生活感が見えるものをリビングからうまく隠すのにも役立っています。
事例を見る:Case26「suumo×cookpadから生まれた理想のキッチン」
キッチン奥にはパントリースペースを設け、常温アイテムをたっぷり収納できるようにしました。
・事例③
事例を見る:Case25「躯体現し+ステンレスキッチン=ザッツハード!」
コンクリートあらわしの内装にピッタリあわせたステンレス製のアイランドキッチンは、LDKをスタイリッシュに仕上げています。
余計なモノのないスッキリしたデザインは、毎日のお料理も楽しくこなせそう♪
事例を見る:Case25「躯体現し+ステンレスキッチン=ザッツハード!」
背面には調理家電も設置できる収納棚も設置し、作業効率・収納の使い勝手ともにバッチリ。
・事例④
事例を見る:Case9「白いアイランドキッチンが主役の大人の家」
上品な白い扉が特徴的なアイランドキッチンは、ブラックのワークトップが生えるデザイン。
床・壁・天井・カップボードまでホワイトに統一した空間は、雑誌に出てくるモデルハウスのような雰囲気です。
事例を見る:Case9「白いアイランドキッチンが主役の大人の家」
オープンキッチンの収納力を補う天井までの大きなカップボードも、キッチン扉と統一して圧迫感を軽減しています。
機能・デザイン・収納力すべてに妥協しない、こだわりのオリジナルキッチンです。
■ アイランドキッチンのメリット
ほかのレイアウトと比較したアイランドキッチンのメリットや魅力をご紹介します。
お料理のスタイルやLDKでの過ごし方などもイメージしながら、ご自身のライフスタイルと照らし合わせてみましょう。
・複数の動線で移動がスムーズ
キッチンの左右から出入りできるアイランドキッチンは、行き止まりがなくなることで効率の良い動線を選べるのが大きなメリット。
冷蔵庫の飲み物を取るときは右から、シンクに食器を下げるときは左からといった具合に、最短距離を描くことで時短につながります。
振り返る動作が無くなると意外とラクになりますし、キッチンを通り抜けながら複数の作業をサッとこなすと気分も上がりますね♪
一つひとつの差は小さくても、毎日積み重なると大きな負担軽減になりますよ。
行き止まりがないと、掃除機や水拭きをかけるときもぐるりと回ることで効率良くこなせます。
・おしゃれに仕上げやすい
壁付けなどのスタンダードなレイアウトとくらべてバリエーションが豊富で、おしゃれに仕上げやすいのもアイランドキッチンの魅力です。
キッチン自体も空間のおしゃれなアクセントになりますし、造作キッチンで思い通りのデザインに仕上げることもできます。
「料理という作業をこなす場所」といったネガティブなイメージがなく、楽しくお料理をこなす明るいイメージや解放感が出やすいのもgoodポイント。
・リビングと会話しやすい
リビングを向いている対面レイアウトのため、調理中も家族と自然にコミュニケーションを取れるのも大きなメリットです。
吊戸棚がなく視界も広いため、キッチンに立つときも孤独感がなく、自宅パーティーなどのシーンでも一体感があります。
ママと離れたくない年頃のお子さんが居ても、いつでも顔が見えてお話できるため寂しくありません。
赤ちゃんやよちよち歩きのお子さんがリビングで遊んでいるときも、常に視界に入っているので安心です。
・複数で調理できる
行き止まりのないアイランドキッチンは、2人で作業する際の効率が良いのもメリットの一つ。
狭い通路ですれ違うことがないため、作業を分担しながらスムーズに調理することができます。
親子でお菓子作りをしたり、配膳を手伝ったりと、家族みんなで楽しくキッチンに立てるのは良いですね。
■ アイランドキッチンの間取り注意ポイント
キッチンレイアウトは、リビングダイニングとのバランスや作業効率などさまざまな点に注意が必要です。
特に失敗につながりやすいポイントをピックアップしましたので、間取りを考える際の参考にしてください。
・リビングからの目線
オープンレイアウトで通路にもゆとりがあるアイランドキッチンは、リビングから生活感が見えやすくなる点に注意が必要です。
ワークトップやシンクに食器・調味料などが出しっぱなしになっていると景観を損ねてしまい、せっかくのキッチンがおしゃれに見えません。
常にスッキリ片付いた状態をキープするために、十分な量の収納を作りましょう。
リビングから直接キッチンが目に入りにくいように、ソファの配置に工夫するのも有効です。
LDKをL型レイアウトにして、角度的にキッチンの奥が見えにくくするのもおすすめです。
キッチン単体で考えるのではなく、他の場所からの見え方に配慮しましょう。
・収納量と使い勝手
解放感をキープするために吊戸棚をつけないことが多いアイランドキッチンは、収納量が不足しがち。
オシャレなだけでなく使いやすく仕上げるために、使いやすい収納をたっぷり設けるようにしましょう。
壁側にカップボードを設置すれば、吊戸棚がない分の収納を補えます。
カウンターのあるカップボードならワークトップ変わりにして2列型キッチンのように使えて、作業効率もアップします。
大型の調理器具や常温食材のストックに便利な、キッチンパントリーもおすすめの間取りです。
ハンドミキサーや圧力釜など使用頻度の低い調理器具もしまえますし、冷蔵庫を隠せば生活感なくスッキリ見せることもできます。
・通路の広さ
ぐるりと一周できる回遊性がアイランドキッチンのメリットですが、通路が狭いとかえって使いにくくなってしまうことがあります。
ただ通れるだけの幅ではなく、トレイを持ったまま振り返るなど作業に適した通路幅を確保する必要があります。
いま使っているキッチンを参考にしながら、実際の作業を具体的にイメージして必要な幅を考えてみましょう。
・コンセントの位置と数
正面に壁のないアイランドキッチンはコンセントを近くに設置できないため、意外と使いにくくなってしまうケースも多いです。
ハンドミキサーやジューサーなど、ワークトップで調理家電を使うことが多い方は、なるべく近くにコンセントがあると使いやすいです。
遠い場所にコンセントがあるとコードが邪魔になりますし、複数の機器をつなぐと発熱の恐れもあります。
メーカーによってはキッチンにコンセントを内蔵できる場合がありますので、なるべくコンセントを多めに配置しましょう。
・ダイニングテーブルの位置
アイランドキッチンにダイニングテーブルをピッタリつけてしまうと、せっかくの回遊性が活かせません。
見た目のおしゃれさも半減してしまいますので、ダイニングテーブルはキッチンから少し離した方が良いでしょう。
リビングとの位置関係によってはテーブルの配置が難しくなるケースもあるため、全体的に考えることが大切です。
キッチンの設置位置やサイズと一緒に、ダイニングテーブルの大きさや向きもトータルコーディネートしましょう。
■ まとめ:ライフスタイルに合わせて使いやすいアイランドキッチンを
家族の人数やお料理スタイルによって、使いやすいアイランドキッチンの間取りは変わってきます。
ショールームやカタログの配置をそのままマネするのではなく、自分たちに合わせてカスタマイズして使いやすく仕上げましょう。
私たちSHUKEN Reは、たくさんのキッチンリノベーションをお手伝いした経験から、お客様にピッタリなレイアウトをご提案します。
アイランドキッチンはもちろん、ほかのレイアウトも含めてベストなキッチンプランを一緒に考えてみましょう。
千葉県浦安市と東京都世田谷区には、造作キッチンのデザインも体感いただけるショップをご用意しています。
スタッフにいまのキッチンの悩みやご要望を相談して頂くこともできますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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