公開日:2022-11-10 更新日:2024-07-04
〈東京でマンションリノベーションを検討中の方必見〉超厳選事例6つを図面付きで解説
東京の地価はここ数年緩やかに上昇傾向にあるため、都内で夢のマイホームを手に入れたくても、どうしても思い通りに行かないという方も多いでしょう。
立地や間取り、広さを妥協している方も少なくないはずです。
そこでおすすめなのが、「中古マンションのリノベーション」。
新築と比較すると、低コストでゆとりのある物件が手に入ります。
そこで、今回は私たち“SHUKEN Re”が手がけた最新事例の中から、選りすぐりの6つを紹介します。
デザインのポイントからビフォーアフターの図面を解説しますので、物件をお探し中の方も、ご自宅のリノベーションをご検討中の方も、是非参考にしてください。
・古いマンションでも、フルリノベーションすればまるで新築のように蘇ります。
・SHUKEN Reでは、物件探しからローン相談、デザイン性の高いプランニング、高品質の施工まで、丸ごとお任せいただけます。
目次
■ 中古マンションの流通量は年々増加傾向に
公益財団法人 東日本不動産流通機構の調べによると、中古マンションの取引成約件数は39,000件台と過去最高の数字を叩き出し、㎡単価においても連続で上昇を続けており過去9年間で56.6%増となっています。
つまり、ひと昔前まで「予算がなく仕方なしに」中古マンションを選んでいた傾向から、「積極的に」中古マンションを選ぶ傾向へと変化しているということです。
実際に、成約物件価格も㎡単価と同様に9年連続で上昇しており、2021年には平均3,800万円台となりました。
近年は、国も既存住宅市場の活性化やリノベーションを推し進めており、増えつつあるストック住宅を社会全体で活用していく動きが強くなっています。
そんな今だからこそ、東京で理想のマイホームを手に入れる方法として、中古マンションのリノベーションがおすすめなのです。
〈参考ページ〉
公益財団法人 東日本不動産流通機構|首都圏不動産流通市場の動向(2021年)
国土交通省|中古住宅・リフォームトータルプランについて
■ 東京で中古マンションが生まれ変わる!最新・リノベーション厳選事例6選
私たち“SHUKEN Re”は、東京・神奈川・千葉エリアで数多くのマンションリノベーションを手がけてきました。
その中でも最新の事例から厳選した6つを詳しく紹介します。
事例① デザイン性と利便性を兼ね備えた家事ラク空間
こちらは、ランドリーからパントリー、キッチンまで直線的な動線を実現させた“家事ラク”をコンセプトとした事例です。
元々は和室を含めた3LDKの一般的な間取りでしたが、自転車も置ける広々とした玄関土間やたっぷり収納のWIC、ゆったりと作業ができる書斎スペース、最小限の寝室を設け、ご夫婦お二人でゆったりと過ごせる間取りに変更しました。
インテリアのメインカラーには、シンプルモダンでスタイリッシュなダークグレーを採用。
下がり天井にはプロジェクターを設置するなど、ご夫婦で楽しく過ごせる工夫も施しました。
何かと雑多な印象になりがちな洗面脱衣場も、整理整頓しやすい収納棚を設け、床も掃除しやすいフロアタイルに。
他の空間も汚れがつきにくい素材を採用し、少しでも掃除の負担が軽減できるようにしました。
キッチンと洗面脱衣室の通路にあるパントリーには、掃除用具をスマートに収納できるスペースを設けました。
これなら、いつでもすぐに出し入れしやすく、きれいなお部屋を保ちやすいでしょう。
また、ストックした食材などが一目でわかるパントリーも、家事をする人にとっては魅力的なはずです。
このように、細部にまでこだわりぬくことで、デザイン性と利便性を兼ね備えた住まいが実現します。
喧騒とした東京の中でも、インテリアデザインによってゆったりとした雰囲気を作り出せます。
事例の詳細はこちら CASE140「ホテルライク × 家事ラク」
事例② 既存を生かしつつバージョンアップできるのが醍醐味
こちらは、築38年・広さ57㎡の中古マンションをリノベーションした事例で、部屋に大きく迫り出したコンクリートの柱躯体が邪魔にならないような間取りに変更しました。
広々としたシューズインクローゼットにたくさんの洋服をかけられるWICなど、お一人で住むには十分な収納スペースを確保し、常に整理整頓しやすい工夫を施しました。
こちらのポイントは、「活かせる物は残す」という点です。
まだ十分使えるシステムキッチンや内装ドアは移設して残すことで、大幅なコストダウンが実現。
エコの観点からもとても意義があります。
リビングに面した寝室には、明かり取りの室内窓を設置したり、無垢フローリングやマットな仕上がりの塗装壁、躯体をあらわしたインダストリアルな天井など、お客様のこだわりをとことん盛り込み、理想の住まいを実現させました。
このように、既存を生かしながらも、好みのインテリアデザインや間取りにバージョンアップできることこそ、リノベーションの醍醐味です。
新築のように生まれ変わるスケルトンフルリノベーションもいいですが、気に入ったものを残しながらうまく融合させることも、リノベーション会社の腕の見せ所と言えるでしょう。
事例③ 限られたスペースを余すことなくフル活用
キッチンを部屋の中央に配置し、家事をしながらも家族の様子が見られる間取りにしました。
限られたスペースをフル活用するために、キッチンやベッド、ベンチなどは全て造作の一点ものに。
使いやすく無駄のない収納スペースが出来上がりました。
生活に必要なものを十分収納できるスペースを設けたことで、余計な家具を置く必要がなくなり、家全体に“抜け感”が漂う明るい部屋に。
ホワイトとライトカラーのウッド素材を基調にしたことで、開放感があり居心地の良いインテリアになりました。
明るくナチュラルな雰囲気のLDKとは異なり、洗面脱衣場はグレーを取り入れたシックなデザインにし、メリハリがあって隙のないスタイリッシュな空間に仕上げました。
奥様のこだわりで、壁紙や照明器具、カーテンなどのインテリア小物にも妥協せず、オリジナリティのあるお部屋に。
細部にまでお気に入りのものを取り入れると、愛着が湧きずっと住み続けたくなる家になります。
東京郊外に少し目を広げると、こちらのように少し珍しい間取りの物件が増えてきます。
ありきたりの住まいでは満足できない!そんな方は、ぜひ候補のエリアを広げてみるのも良いでしょう。
事例④ 部屋数を減らして広々としたお部屋に
元々は小さい部屋がいくつもある4LDKでしたが、床面積の割に広さを実感できないということで、敢えて部屋数を減らして1LDK + Sにした事例です。
一見、部屋数があった方が便利のように感じるかもしれませんが、ご家族の数に応じた空間配分にしなければ、結局使わない無駄なスペースが生まれてしまいます。
ご夫婦お二人住まいということなので、広々としたファミリークローゼットを兼ねたサービスルームを作り、その一角では家事などの作業ができるデスクを配置。
また、リビングの一角には寝転んでくつろぐこともできる畳の小上がりを作り、色々なスタイルでリラックスできるようにしました。
デザインのポイントは、キッチン収納背面のタイル張りアクセントウォール。
シックなブルーグリーンが落ち着いた雰囲気とおしゃれさを演出します。
こちらのように、個性的なカラーを取り入れたい場合は、その他の家具や内装を極力シンプルにまとめることがポイントです。
“主役”と“引き立て役”を明確に分けることで、デザインコンセプトが伝わりやすくなります。
事例の詳細はこちら CASE136「自分たち仕様=快適!!」
事例⑤ リモートワークに特化したシンプルな間取り
こちらは、東京郊外にある比較的築年数の浅い物件をリノベーションした事例です。
大幅に間取りを変えていないにも関わらず、リモートワークしやすいお部屋に生まれ変わりました。
元々リビングに面していた2つの洋室をなくして、広々としたリビングダイニングと、一人でこもれる個室の仕事部屋を実現。
在宅勤務のご主人様がお仕事に集中できるように、敢えてこじんまりとした広さにして、手の届く範囲に作り付けの本棚を作りました。
狭いながらも窓もあって、明るくて居心地のいい場所に。
インテリアはホワイトを基調としながらも、キッチン脇にタイル張りのアクセントウォールを設けるなど、ちょっとした仕掛けが施されています。
このように、元々の間取りから引き算・足し算をすることで、ありきたりな間取りからご自身の生活にフィットした間取りへ変身させられます。
全てのスペースが広ければいいという訳ではなく、用途によって居心地の良い広さは異なります。
空間の広さに緩急をつけ、家族全員が過ごしやすい間取りを実現させましょう。
事例の詳細はこちら CASE133「WORK & LIFE」
事例⑥ ホワイトと素材感にこだわったシンプルモダンな部屋
トイレや浴室などの水回りを大きく変更していないにも関わらず、明るく開放感のある空間に生まれ変わった事例です。
洋室を一つなくして、自転車やスーツケースなどの大きなものもしまえる土間収納を設け、主寝室にはWICもプラス。
収納量を増やすことで、生活スペースに生活感を漂わせず、おしゃれですっきりとしたリビングダイニングが実現しました。
天井と壁はホワイト一色でまとめつつも、床の仕上げ材を空間ごとに分けてデザインのアクセントに。
殺風景になりがちなホワイトインテリアに個性を加えました。
アイキャッチとしてニッチや板張りの壁を設け、こだわりのアートや家具を配置。
まさに、リノベーションとお客さまのセンスが見事に融合した事例です。
このように、シンプルながらも空間ごとにちょっとしたデザインの工夫を施すことで、単調にならずにスタイリッシュでオリジナリティのある空間に仕上がります。
東京都心部のマンションは価格が高くどうしても築年数が古かったり床面積の少ない場所を選ばなくてはいけないという方も多いでしょう。
しかし、こちらの事例のようにアイデアと素材にこだわるだけで、おしゃれなお部屋に生まれ変わります。
事例の詳細はこちら CASE128「ふたりで育てる「白い箱」」
■ 東京でマンションリノベーションをしたい方は“SHUKEN Re”へご相談を
私たち“SHUKEN Re”は、東京・神奈川・千葉エリアで世界にふたつとない個性的でスタイリッシュなリノベーションを行っております。
- ・物件探しからローン相談、設計施工までを丸ごとお任せいただける「ワンストップサービス」
- ・お客様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの「造作家具」のご提案
- ・トレンドを押さえた意匠性の高い「インテリアデザイン」
- ・建築を知り尽くした設計士による機能性の高い「間取りのプランニング」など…
専門スタッフがチームとなってお客さまひとりひとりのニーズに合わせた住まいづくりをサポートいたします。
恵比寿・世田谷・浦安の店舗での来店相談のほか、オンライン相談もご用意していますので、これからマンションのリノベーションを検討する方は、どうぞお気軽にご相談ください。
■まとめ:中古マンションのリノベーションが住宅のトレンドに
今までは「夢のマイホーム=新築」というイメージを持つ人が少なくありませんでしたが、今や立地の良い中古マンションが売り出されれば、取り合いになるほど人気です。
中古マンションをリノベーションして理想の間取りに近づける手段を選ぶ人は、年々増えています。
購入した時には古びたお部屋でも、リノベーションをすればまるで新築のように生まれ変わります。
私たち“SHUKEN Re”の施工事例では、築年数の古い物件でもきれいに蘇った事例を多数ご覧いただけますので、東京でマンションリノベーションをご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。