2025-07-20
わたしの『○○な事例』vol.11
こんにちは!
世田谷店 施工管理の
カツマタです。
このブログでは、『○○な事例』をテーマに
担当者視点で事例をご紹介したり
お住まいづくりへの想いを
お伝えしています。
SHUKEN Reには新卒採用で入社し
7年が経ちました。
最初は先輩のご指導のもと
小規模な工事から経験を積んできましたが
今ではフルリノベーションのお住まいづくりを
たくさん担当させていただいてます。
今回は、これまで携わってきた中でも
特に「達成感が大きかった」事例を
ご紹介させていただきます。
■難しいからこそやりがいのある住まい
このお住まいは、
間取りはとてもシンプルでしたが
造作家具と表装がとても印象的でした。
なかでも印象に残っているのが、
間仕切りと一体感のあるデザインで造作した
デスクと本棚です。
家具の強度や仕上がりにも配慮して
耐久性の高い塗料を使用したり、
最終的な仕上げの厚みを見越して
下地の厚みや貼りものを変えたりと
細かな部分にまで気を配りました。
こうした調整は、
設計図面だけでは読み取れない部分も多く、
現場で大工さんと何度も打ち合わせを重ねて
つくっていきました。
▶事例を見る:Case189 Make Dramatic-造作の間仕切り収納とデスク
また、キッチンも弊社で設計をした
こだわりの造作キッチンでした。
パイプスペース(PS)を囲むようなデザインで
施工のためのクリアランスや
有効寸法をどう確保するか、現場での調整が
非常に難しかったのを覚えています。
その分、お住まいが完成して
お施主様に喜んでいただけたときには
とても大きな達成感を感じることができたので
この事例をご紹介させていただきました。
▶事例を見る:Case189 Make Dramatic-こだわりの造作キッチン
■こだわりを実現するために
このお住まいづくりを通して
改めて感じたのは、
施工前の現地調査の大切さです。
現場を改めて採寸することはもちろんのこと、
図面上では見えない
「隠ぺい部分」が実際どうなっているか、
こだわりのポイントを実現するために
必要な寸法が確保できるのか、
そのためにどういった工夫ができるのか…
などを事前にしっかりと確認し、
想定しておくことで
お施主様に納得していただける
仕上がりになると思っています。
▶事例を見る:Case189 Make Dramatic-アーチの壁が特徴的な寝室
■それぞれの想いをカタチに
日々のお住まいづくりの中でも、
仕上がりと現場のスケジュール管理は
とても大切にしています。
特に、お施主様が思い描いている
「こだわりのポイント」は
外さないように意識しています。
リビングの広さや天井の高さを
重視する方もいれば、
お部屋の広さよりも収納量を
確保したい方もいます。
造作の家具や空間のデザインだけでなく
設備の機能や照明、など
お施主様によって
こだわる箇所はそれぞれです。
そこで暮らす方にとって大切なことは何か
プランナーからしっかりと引継ぎ、
細部にまでこだわったお住まいづくりを
これからも現場で
支えていければと思っています!
▶事例を見る:Case189 Make Dramatic-ヘリンボーン貼りのタイルと造作洗面台
■次回予告
次回は、青山店 不動産部門 の
キタムラさんが担当です。
キタムラさんは SHUKEN Reの
ワンストップサービスの
不動産仲介部門の責任者です。
リノベーションありきで
中古物件を購入したいお客様の
ご要望や不安に寄り添って、
豊富な知識と頼れる人柄で
物件探しからサポートしてくれます。
どんな事例を紹介してくれるのか
次回の更新もお楽しみに!
以上、施工管理の カツマタ でした。