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コラム

中古マンションでペット可はある?東京で2000万円以下は無理?

公開日:2022/11/03  更新日:2024/01/28

中古マンションでペット可はある?東京で2000万円以下は無理?

 

ペットと暮らしている人にとって、新しい住まいでもペットと一緒の暮らしができることが絶対条件です。

 

予算内では購入できそうな新築マンションがない、自分のペットの習性に合う間取りが見つからない…など条件を絞っていくと物件選びが難航します。

 

一般的なマンションと比較するとペット可という条件によって物件数が激減するからです。

 

特に築年数の古いマンションにはペット不可が多い傾向にあります。

 

何とか東京で2,000万円以下の中古マンションを見つけたい…予算を考えると埼玉や千葉を視野に入れるべきなのか…など様々思い悩むことがあるでしょう。

 

どのようにしてペット可マンションを探していくべきなのか、ペットの飼育についての社会の意識の変化や、東京での中古マンションの価格という面から考えていきましょう。

 

このコラムのポイント

・築年数の古いマンションはペット不可物件が多いため、2004年以降に建築されたマンションが狙い目です。

・マンションを探す際、ペット可と表示されていてもすべてのペットが可という訳ではないので注意が必要です。

・ペット可マンションを探すコツにはペット可という検索条件を付けない、専門家の手を借りるという方法があります。

 

猫・犬と暮らすリノベーションliving-with-petsペット可物件をお探しの方におすすめな事例集があります。
⇒詳しくはこちら 猫との暮らし&犬との暮らしの事例集

 

 

中古マンションでペット可物件を見つけにくい理由

 

日当たりの良い窓辺がワンちゃんのお気に入りスペース

マンションでペットと暮らす事例:Happy Family Home│詳しく見てみる

 

日本では、犬や猫は戸建て住宅で飼う、犬は鎖をつけて庭の犬小屋で寝起きする、猫は家の中と外を自由に出入りするというペットとの暮らし方が一般的でした。

 

共同住宅の場合、動物が嫌いな人もいる為、マンションで犬や猫と暮らすことはできない状況でもありました。

 

ただ、近年はペットとの暮らし方が変化し、完全室内飼いという考え方が定着してきています。

 

同時にペットと暮らしている、または暮らしたいと望む人が増えましたね。

 

そのような社会の変化を受け、2004年から中高層共同住宅標準管理規約に「マンションにおけるペット飼育」に関する項目が加わりました。

 

1.中高層共同住宅標準管理規約とは

多くの住民が一棟の建物を区分して所有しているマンションにおいて、住民が長い間にわたり快適な生活をおくるためには、住民の間でマンションの維持、管理や生活の基本的ルール(管理規約)を定める必要があります。

国土交通省は、管理規約の標準モデルとして、中高層共同住宅標準管理規約(以下「標準管理規約」という。)を定め、その周知を図ってきているところです。

 

引用:国土交通省住宅局住宅総合整備課 中高層共同住宅標準管理規約の改正について

 

ペット飼育に関する細かな規定はこちらで確認できます。

公益財団法人マンション管理センター ペット飼育細則例 1 – 中高層共同住宅使用細則モデル

 

ペットと暮らすマンションの事例

 

ペットと暮らす人が増えるにつれ、様々な問題も起きるようになり、動物愛護ということに対する社会の風潮も変化し続けています。

 

その結果、ペットを交通事故や感染症、心ない人からの虐待を守るために数年前から多くの自治体が完全室内飼いを推奨しています。

 

完全室内飼いにはペットを守ると当時に、ご近所に迷惑をかけないという面でも理想的なペットとの暮らし方です。

 

このような状況から、2004年以降に新築されたマンションの中にはペット可マンションが増えました。

 

不動産経済研究所がまとめた「2006年の首都圏におけるペット飼育可能な分譲マンション(以下、ペット可マンション)普及率調査」の結果によると、2006年1年間に首都圏において供給されたペット可マンションは、戸数にして5万5511戸で、首都圏全体の供給7万4463戸に対する割合=普及率は74.5%。前年の5万4178戸、普及率64.4%(2005年年間の首都圏全体の供給8万4148戸に対する割合)と比べ、戸数で1333戸、2.5%の微増だが、普及率では10.1ポイント(P)のアップとなった。

 

引用:日本住宅建設産業協会  首都圏のペット可普及率10P増の74.5% ~不動産経済研、06年ペット可マンション普及調査

 

そして現在では多くの新築マンションがペット可になっています。

 

その為、中古マンションでも築年数が短くなるにつれペット可物件が多くなり、探しやすくなる傾向にあります。

 

それでもなかなか見つからない…という場合にはちょっとしたコツがあります。

 

 

中古マンションでペット可物件を見つけるコツ

 

マンションで猫と暮らすリノベーション事例

マンションでペットを暮らす事例:ねこの願いも叶えた家│詳しく見てみる

 

物件探しの手始めには、中古マンションを扱っているポータルサイトなど、ネット検索をする人が多いと思います。

 

その際にペット可という条件を付けて検索されていませんか?

 

中古マンションの中にはペット飼育は認められていても、その点を記載せずに登録しているケースが少なくありません。

 

ペット不可と記載されていないマンションの中にはペット可、又は交渉すれば可能というマンションもあります。

 

反対に、熱帯魚や小鳥は認められているが、犬や猫は不可という物件がペット可となっているケースもあります。

 

そのような事情を考えると、ペット可という条件を付けて検索しても実はあまり意味がありません。

 

ペット不可物件を条件から外した上で、「立地条件・面積・価格」だけを条件に入れて、中古マンションを絞り込んでいく方がヒットする可能性が高まります。

 

マンションでペットと暮らすリノベーション事例

 

もうひとつのコツは、中古マンション探しからリノベーションまでをまとめて請け負う会社に、ペット(犬、猫、ウサギなど具体的なペットの種類)を伝えて、一緒に中古マンション探しをすることです。

 

築年数が浅いほど、ペット可の中古マンションの数は増えますが、購入価格は高額になっていきます。

 

一方、築年数が古いほど、購入価格は抑えられますがペット可の中古マンションの数は少なくなっていきます。

 

中古マンションに関する情報が豊富な専門家の手を借りることで、その難しさを乗り越えられます。

 

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⇒詳しくはこちら 犬との暮らし、猫との暮らしの事例集はこちら。

 

 

東京での中古マンションの価格

 

お子さまやワンちゃんが 走り回って遊べるリビング

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捻出できる予算、快適に暮らす為に必要な家族構成による面積、家族の暮らし方による利便性などの違いには幅があります。

 

東京で中古マンションを探す場合の参考になるようポータルサイトでの大まかな価格を見てみましょう。

 

 

2,500万以下で駅から10分以内の例 

1K  新宿区 西早稲田駅 築18年 2,000万円
1K 板橋区 板橋本町駅(新宿まで約24分) 築14年 2,030万円
2LDK 清瀬市 清瀬駅(新宿まで約44分) 築36年 2,498万円

 

 

2,000万円以下で駅から10分以内の例

1DK  品川区 五反田駅 築42年 1,999万円
1LDK 西東京市 田無駅(新宿まで約30分) 築48年 1,999万円
3LDK 東大和市  東大和市駅(新宿まで約44分) 築23年 1,999万円

 

 

1,500万円以下で駅から10分以内の例

1K 練馬区 武蔵関駅 (新宿まで約25分) 築32年 1,000万円
2DK 品川区 目黒駅 築60年 1,500万円
3DK 町田市 町田駅 (新宿まで約33分) 築30年 1,500万円

 

 

500万円以下

1K 多摩市 京王永山駅(新宿まで約34分) 築36年 330万円
3DK 立川市 武蔵砂川駅(新宿まで約47分) 築41年 500万円

 

ここにあげた例はあくまでほんの一例ですが、都心部への距離が短いほど広い面積は望めなくなります。

 

タイルと天井からのペンダントライトがアクセント

 

購入価格別、築年数別、専有面積別に検索すると、多くの中古マンションがヒットします。

 

埼玉や千葉を視野に入れるとさらに選択肢は広がりますが、交通の利便性は低下します。

 

その中から、予算内で希望する立地条件と、面積のペット可マンションを探すとなると、本当に大変です。

 

やっとペット可マンションを見つけて見学に行っても、購入に踏み切れない物件にばかり当たってしまうこともあるかもしれません。

 

例えば、陽当たりが悪い、騒音がひどい、非常に古びていてどこまでリノベーションできれいになるのか予想できないというような物件です。

 

室内窓で換気が良いマンション

 

また、すべての条件を満たす中古マンションと出会い、希望通りのリノベーションができたとしても、暮らし始めてから後悔することもあります。

 

ペット可マンションの中には、ペットに関するトラブルが続出しているマンションも少なくないからです。

 

その原因は臭いや散歩させる際のマナーなどが挙げられます。

 

最も多いトラブル生活音の中には、ペットの鳴き声も含まれているのではないでしょうか?

 

それを含めると、ペットに関するトラブルはさらに多くなると考えられます。

 

平成30年度は、生活音が38.0%と最も多く、次いで違法駐車・違法駐輪が28.1%、ペット飼育が18.1%となっている。

 

引用:平成30年度マンション総合調査結果からみたマンション居住と管理の現状

 

もしトラブルが続出している中古マンションであった場合、ペットと一緒に暮らすことで肩身の狭い思いをしたり、トラブルに巻き込まれたりするかもしれません。

 

ホワイトで統一されたシックなLDK

 

家族だけでの物件選びには限界があります。

 

中古マンション選びに疲れ果ててしまう前に、専門家の手を借りる方法が効果的です。

 

「豊富な物件情報を持っている+ペットと暮らしやすいリノベーションへの経験が多い」

 

この2つの条件を備えた会社といっしょに中古マンションからリノベーションまでをトータルして進めていく計画がペット可マンションとの出会いをスムーズにします。

 

ペットと暮らしやすい環境を作るリノベーションのポイントについてはこちらのコラムをご覧ください。 

 

関連コラム ペット可マンション購入前の基礎知識|リノベーション時のポイント6つ

 

 

中古マンション探しから理想の住まいの完成までをトータルしてお手伝いします

 

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howzlifeはリノベを熟知したリノベーション会社「SHUKEN Re」の、中古物件探しからスタートするワンストップサービスです。

 

まず中古マンションを探してから、さらにリフォームを依頼する会社を見つけるという方法は効率が良いとは言えません。

 

その上に、予算オーバーになってしまったり、理想の間取りや内装にならなかったりする恐もあります。

 

築年数が古いマンション物件が主流になりつつある中、「中古住宅購入とリフォームはセットで進める」のが、最も効率が良く失敗のない方法です。

 

中古マンションをリノベーションして理想の住まいにするためには、物件探しからリノベーションまでを一括して依頼できる会社を探すことが早道です。

 

専門的な知識がないと判断し難い戸建て住宅の耐震性や、構造部の状態を把握した上での優良物件、家族の希望する間取りへの変更が可能な中古マンションに関する提案が受けられます。

 

提案された耐震や住宅の劣化状態に不安がなく、なおかつ理想の間取りが実現できる家の中から、家族が選んだ中古マンションを理想の家にする為の計画が作られていきます。

 

この方法であれば、後悔するような中古マンションを購入する心配がない上に、家族の暮らし方や価値観、好みに合った新しい住まいが実現します。

 

私たちhowzlifeは、中古物件探しからリノベーションまで一貫してお役に立ちます。

 

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