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コラム

2022年は中古マンション購入のタイミング?コロナの影響は? |買うタイミングを見極めるポイントを徹底解説

公開日:2022/04/08  更新日:2022/04/15

コロナ禍も段々と落ち着いてきたこともあり、「そろそろマイホーム購入を検討しよう」と考え始める方も多いでしょう。

 

特にここ数年中古マンションの人気が高いため、“買い時”を見極めている方は少なくないかもしれません。では、2022年は中古マンションを買うのに適した時期なのでしょうか?

 

そこで、今回は中古マンションの買い時を見極めるポイントについて詳しく解説します。

 

コロナ禍の影響や住宅ローンの金利についても説明していますので、「今年こそマイホームを」と検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

このコラムのポイント

・中古マンションの需要は年々増えており、それに伴い価格も高騰し続けています。

・社会情勢を見極めて買うタイミングを図ることも大切ですが、あまり影響を受けすぎてしまうと買いそびれてしまうことも。

 

買い時を見極めるために知っておくべきポイント

カウンターのあるキッチン

住宅の買い時や売り時を見極める際に参考になるのが、「不動産価格指数」です。

 

これは、国際指針(Residential Property Price Indices Handbook)に則って、年間約30万件の取引価格情報を元に、立地環境や特性などによる要素を取り除いて統計的に指数化したもので、毎年国土交通省がデータを公開しています。

 

では、そのデータを元にここ10年の価格動向を見てみましょう。

これを見ても分かる通り、不動産価格指数は新型コロナ感染拡大が発生した2019年以降も価格は上昇し続けています。各専門家の見解でも、今後もその動きは止まらないと言われています。

 

つまり、近い将来、現状のままで特に世界的な出来事が起こらない限り、不動産価格は上がり続け急落することは考えにくいということです。

 

マイホームを購入したいと考えている方は、今こそ検討し始めるいいチャンスかもしれません。

 

2022年に地価が下がるって本当?「生産緑地2022年問題」とは?

不動産価格指数が上がり続けている中、不動産業界では「生産緑地2022年問題」というキーワードが持ち上がっています。

これは、1972年に制定された生産緑地法が大きく関係します。

1972年
生産緑地法が制定。

経済成長に伴って一部の地域で都市化が急速に進んで、多くの緑地が宅地へ転用されました。すると、土地の地盤が軟弱になり災害が起こったり、住環境が悪化するなどの問題が露呈してしまいました。

 

その問題に歯止めをかけるために制定されたのが「生産緑地法」です。その目的は、市街化区域内の農地を計画に保全することにあります。

1992年
生産緑地法が改定。

制定後も宅地の地価上昇は止まらなかったため、1992年に内容が一部改定されて条件が緩和され、全国で一斉に生産緑地が増加しました。

法律上、生産緑地は指定された日から30年で営農義務(生産緑地として使われる義務)が終了するため、2022年に一斉に解除され、宅地へ転用されることが考えられます。



不動産市場に宅地が一気に増えると同時に地価が下がることが予想でき、これを「生産緑地2022年問題」と呼んでいます

 

ただし、東京都内にもかなりの生産緑地があるため「不動産価格が下がる」と考えてしまいがちですが、どこのエリアでも地価が下がるという訳ではありません。

都内の生産緑地面積を知りたい方はこちらを覧ください▶︎▶︎▶︎


コロナ禍でマンションの価格は上昇する?

先ほど紹介した「不動産価格指数」の推移からも分かる通り、マンションの価格は上昇し続けており、特に23区内の中古マンションはかなり高騰しています。

 

(マンションリサーチ株式会社のデータを元に作成)

その原因として考えられるのは、以下の点です。

  • コロナ禍でリモートワークが普及し、自宅にいる時間が増えたことで、住み替えを検討する方が増えたため。
  • 立地を優先して新築よりも中古マンションを選ぶ人が増えたため。
  • 国の金融緩和政策によって住宅ローンの金利が下がったため。



これらのことからも、まだまだ都心部の中古マンション価格が上昇することが予想でき、より市場は活発化するでしょう。

 

「もう少し待っていれば安くなるかも」という考えは持たずに、ぜひマイホームが欲しいと思ったタイミングで購入を検討してみてください。


住宅ローンの金利率との関係は?

コロナ禍で日本経済も大きなダメージを受けましたが、住宅ローンの金利には影響が出たのでしょうか?

結論から言うと、「あまり影響は出ていない」というのが現状です。

引用:フラット35|民間金融機関の住宅ローン金利推移



新型コロナ感染拡大が始まった2019年以降も「変動金利」は横ばいで、「固定金利」についても多少の上下はあるものの、あまり大きな変化はありません。これは、2020年に緊急の金融緩和強化策が決定し、市場金利が低下したことが一因と考えられます。

 

ただし、「金利が安いからローンを急いで組もう」とするのは危険です。金利が今後劇的に下がることは考えにくいですし、お仕事によっては収入自体が減ってしまう恐れもあります。

 

ですから、住宅ローンを利用する際は、慎重に金融機関やファイナンシャルプランナーと相談の上、購入を決断しましょう。

 

社会情勢には左右されすぎると購入時期を逃す可能性も

ここまで中古マンションの価格に関するいくつかのトピックスについて解説しましたが、あまり社会情勢に左右され過ぎるのも問題です。

 

確かに、常に新しい情報を入手するのは大切ですし、それらを踏まえて購入時期を検討するのは間違いではありません。

 

しかし、特に最近は不安なニュースが多いため、色々な情報が錯綜してどれを信じていいか分からなくなる人も多いでしょう。

 

ですから、まずは「マイホームを買いたい」という気持ちを大切にしてください。

条件に合ったお気に入りの中古マンションと出会えた時こそ“買い時”です。

 

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多くの方にとって、マイホーム購入はかなり覚悟がいる一大イベントでしょう。

ですから、どうせなら少しでも得する時期に買いたいと思うはずです。

 

しかし、残念ながら中古マンションの需要は高まるばかりで、その価格も高騰し続けています。

ですから、「もう少し待ってみよう」というのではなく、ぜひ欲しいと思った時に購入を検討してみてください。

 

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SHUKEN Re 編集部

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