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コラム

物件購入とリノベ費用の一括ローンも可能!リフォームローンがおすすめ

公開日:2022/03/25  更新日:2022/04/11

 

リフォーム資金でローンを組みたい

 

住まいの選択肢として、中古住宅を選ぶケースが増えています。中古住宅なら物件取得の価格が抑えられるので、リーズナブルに気に入った住宅が手に入れられますね。最近では新築同様ピカピカにリフォームできることも多く、せっかくならこだわった仕様にしたいものです。

 

しかし、リフォームやリノベーションには多くの資金が必要となり、場合によっては予算オーバーになってしまうことも…

 

そんなときに利用したいのが、リフォームローン」です。この記事では、リフォームローンの概要やおすすめのパターンなど、基本的な内容から分かりやすく紹介していきます。

 

これから中古住宅の取得・リノベーションをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

《関連ページ〉リノベーション&リフォームを後悔しないための予算の立て方は? ケースごとにフローで解説

 

リフォームローンとは

 

フルリノベマンション

 

ここでは、リフォームローンの基礎知識を紹介していきます。普通の住宅ローンとの違いなど、意外と知られていない情報も要チェックです。

 

一部分だけのリフォームなら10万円以内で収まることもありますが、壁や天井を取り払う大掛かりなリノベーションともなると、数百万円掛かることも珍しくありません。そのため、リフォームの際にはローンを上手に活用したいですね。

 

 

リフォームローンと住宅ローンの違い

 

リフォームローンとは、その名の通り住宅の改装や修理といった工事、またお風呂やキッチンのユニット交換といった内容に利用できるローンです。こちらは、新築時には使えない種類のローンとなります。

 

住宅ローンが最長35年など長期間での返済を行うプランが多いのに対して、リフォームローンは1年~15年で返済する短期間のタイプが一般的です。

 

また金利に関しても、住宅ローンは高くても2.5%程度ですが、リフォームローンは約2~5%と高めに設定されています。

こうしてみると、リフォームローンの場合は借入期間を短くして、借入金額は少額抑えたほうがお得になると言えるでしょう。

 

 

リフォームローンのメリット

 

リフォームローンは住宅ローンとは違い、初期費用が不要・手続きは比較的簡単で審査も通りやすいというメリットがあります。

 

住宅ローンだと借入審査に数週間かかることも多いですが、リフォームローンは審査が柔軟で、簡単な条件を満たしていれば借り入れ可能となります。

 

たとえば完済時の年齢が80歳未満、年収200万以上、勤続年数1年以上あれば審査に通ることが多く、条件が比較的緩めですね。審査が通りやすいとハードルも低くなるので、検討しやすくなるでしょう。

 

1日で審査が完了することもあり、なるべくスピーディーに資金調達を済ませたい場合にも向いています。事情により一般の住宅ローンが借りられない方や、他にも借り入れをしていて住宅ローンが厳しい方には特にリフォームローンがおすすめです。

 

 

リフォームローンの選び方

 

 

リフォームローンの中にも、じつはいろいろな種類があります。ここでは種類別の特徴をまとめているので、自分たちの住まいやライフスタイルに合った方式はどれなのか、しっかり検討してみましょう。

 

 

有担保タイプと無担保タイプ

 

リフォームローンは、有担保タイプと無担保タイプに分けられます。それぞれについて比較してみましょう。

 

まず有担保タイプは、リフォームする建物を担保に入れる方式となります。その分、住宅ローンのように借入限度額が数千万円まで上がり、借入期間は35年という長いものもあります。また金利は住宅ローン並みに低くなるのが特徴です。

 

一方で無担保タイプは、初期費用が不要で借りやすいものの、借入限度額は10万円~1000万円など低めに設定されています。また借入期間は15年以内と短め、金利も5%程度と高めです。

 

大きな金額を借りる場合には有担保タイプ、少なくて済む場合には無担保タイプなど、場合によって選び分けましょう。

 

 

変動金利タイプと固定金利タイプ

 

リフォームローンに限らず、ローンは市場金利に合わせて変動する変動金利と、契約した時の金利がずっと変わらない固定金利に分けられます。

 

まず変動金利は、返済期間中に市場金利が低くなると返済総額も低くなるというメリットがありますね。最近は低金利の傾向が続いているので、こちらを選ぶ人も増えています。しかしもちろん金利が上がれば返済金額も上がってしまうリスクもあるため、短期間でスピーディーに返済し終わる目途が立っている方に向いています。

 

次に固定金利はずっと同じ金利となるため、長い期間をかけて返済したい方に向いています。毎月の返済額が安定して変わらないので、家計のやりくりが管理しやすいのも利点です。ただし変動金利に比べると高めの設定になり、トータルでの返済額が大きくなってしまう場合も。

 

返済期間が長めのリフォームローンの場合には、最初の数年だけ固定金利、その後は変動金利というミックスタイプが選べる場合もあります。それぞれの特徴を理解して、自分たちに合っているプランを選ぶようにしましょう。

 

 

元利均等返済と元金均等返済

 

元利均等返済は元金と利息を合わせて均等に返済する方法を指します。毎月の返済額がずっと一定なので、家計の計画が立てやすくなりますね。ただし最初の数年は利息分だけを支払うことになり、トータルでの返済額合計は比較的高くなってしまうのがデメリットです。

 

一方で元金均等返済とは元金の返済額を一定にする方式です。最初の数年は利息分が多くなるため負担が大きく感じますが、トータルでの返済額は抑えられるというメリットがあります。

 

 

リフォームにおすすめのローン

 

 

住宅ローンは建物の代金だけ借用すれば済みますが、リフォームの場合は建物の費用と工事代の両方が掛かってきます。

 

そんな負担を軽減するために、マイホームの購入費用とリフォーム費用をまとめて借りられるローンも登場しています。ここでは、おすすめのローンを紹介していきます。

 

 

リフォーム一体型

 

リフォーム一体型は、中古住宅を購入し、リフォームも行う場合に利用できるローンです。住宅ローンの「フラット35」が利用できない場合でも、リフォーム基準を満たせば利用可能になります。

 

ローンがひとつにまとまることで、リフォーム資金も住宅ローンと同じ水準の低い金利で借り入れることが可能です。リフォームのみ行う「リフォームローン」の金利が2~5%なのに対して、住宅費用+リフォーム費用のリフォーム一体型ローン」なら1%程度の金利で済みます。

 

物件を購入してリノベーションも行うなら、リフォーム一体型ローンを利用するのが圧倒的にお得ですね。

 

 

フラット35・リノベ

 

中古住宅の省エネ性能向上、耐震性アップなど、性能を向上させるリフォームを行う場合に適用される制度です。借り入れの金利が一定期間引き下げられるため、負担額が軽くなります。

 

フラット35リノベには、Aプラン・Bプランの2種類のパターンがあります。Aプランは当初10年間の金利を0.5%引き下げ、Bプランは当初5年間の金利を同様に0.5%引き下げとなります。

 

当然Aプランの方が支払総額が低くなりますが、利用できる住宅には条件があります。例えば、耐震等級3の住宅なら金利Aプラン、耐震等級2または免震建築物なら金利Bプラン、というように住宅の性能によって異なるため注意しましょう。

 

〈関連ページ〉中古物件の注意点│内覧・契約書をかわす際に気を付ける7つのこと

 

 

リフォームローンのポイント

 

リフォームローンを組む時には、新築の住宅ローンとは異なる点に注意する必要があります。

 

 

金利に注意

 

ローンには金利の%が大きく関わってきます。たとえば500万円・返済期間10年間の借入の場合、金利2%なら返済総額は約552万円です。一方で金利3%だと総額は約580万円になってしまいます。毎月に均すと数千円の違いのためあまり変わらないと思ってしまいがちですが、トータルで見るとかなりの違いですよね。

 

最近では低金利が続いていますが、リフォームローンは住宅ローンと比べると金利が高い傾向にあります。住宅ローンの変動金利なら0.4%というタイプもありますが、リフォームローンでは2~3%が一般的です。金利が高い分、審査が通りやすいというメリットがあるものの、やはり負担感がは高くなってしまうためしっかり検討しましょう。

 

 

保証料・諸費用の有無

 

従来は万が一ローン返済ができなくなってしまった場合に、代わりに支払ってくれる連帯保証人を立てるのが一般的でした。しかし双方にとってリスクが高いため、最近ではその代わりに保証会社を利用する仕組みが導入されています。保証料とは保証会社に支払う費用となり、金額はローンによって異なります。

 

よくあるパターンとしては借入金利に年0.2%上乗せし、保証事務取扱手数料が約3万円といったケースです。多くは借入1000万円ごとに20万円程度が目安となります。

 

金利が低いとお得なように感じられますが、保証料が上乗せされるケースもあることを念頭に置いて確認する必要があるでしょう。

 

また、印紙代や登記費用、事務手数料、団体信用生命保険料といった諸費用が発生するケースもあります。一般的に事務手数料等は借入金額に応じて変わりますが、1000万円単位の借り入れだと10万円以上の差が生まれることも。

 

ネット銀行では保証料がかからないものの、融資事務手数料が高額という傾向が見られます。一方でメガバンクや地方銀行といった従来型の銀行では保証料が高額に設定されています。

 

どちらが良いかはその人の状況によっても異なるため、自分に合った方を選びましょう。

 

 

東京で中古物件の購入を始めたい方は…

 

マイホーム購入の際に、物件の価格や住宅ローンの支払いについてじっくり考える方は多いですよね。中古住宅のリノベーションでもローンを組むことは可能なので、ぜひ検討してみましょう。

 

私たちhowzlifeでは、物件選びから資金計画のご相談、間取りプランのご提案までワンストップでお手伝いさせていただきます。中古住宅を居心地良い住まいにフルリノベーションしたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

また、相談会や見学会など様々なイベント、リノベーションに関するWEBでの無料相談を随時実施しております。

 

「どんなデザインにしたいか分からない」「マイホームを持ちたいけど何からしていいか分からない」そんな方は、今すぐお問い合わせください。

 

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SHUKEN Re 編集部

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