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リノベSTUDY #91|中古物件でリノベーションをお考えの方に吹き抜けを作るデメリットをご紹介

リノベSTUDY #91|中古物件でリノベーションをお考えの方に吹き抜けを作るデメリットをご紹介

更新日2019/11/28

今、中古物件をリノベーションすることで吹き抜けの空間を作ろうとお考えになっている方はいらっしゃいませんか?
吹き抜けがあることで、お家の中に太陽光の差し込む空間などを確保できますからぜひ設置したいと考えている方も多いことと思います。
しかしその反面、
「吹き抜けを作ることで何かデメリットはないのか」
と不安になっている方もいらっしゃることと思います。
そこで今回は、リノベーションをする際に吹き抜けを作ることのデメリットをご紹介したいと思います。


□空気の循環が悪くなってしまう

吹き抜けを設置することで、1階と2階の境目がなくなってしまいますから、1階で冬場にエアコンを稼働させた場合、暖かくなった空気が全て2階に上昇してしまって1階部分がなかなか暖まらなくなることが考えられます。
そうすることで、電気代がかさんでしまうことの心配をされる方は一定数いらっしゃいますし、これを吹き抜けのデメリットにできます。
しかし、この点については2階の天井部分にシーリングファンを設置することによって、空気の循環を促すことで解決することが可能です。
吹き抜けを設置することで採光しやすくなったり、開放感を感じられたりとメリットもありますから、デメリットについてはどのように対処していけば良いのか考えるようにすると良いでしょう。


□防音性・断熱性が下がってしまう

新築のお家に吹き抜けを設置する際には問題がないのですが、中古物件をリノベーションすることによって吹き抜けを新たに作ろうとしている場合には、防音性や断熱性について考える必要があります。
この場合、新たに断熱材を入れたり、間仕切りを設置したりすることによって対策は可能ですので、この点についてはどのようにすれば防音・防寒対策ができるのか施工会社に確認をしてみると良いでしょう。


□照明器具の交換が大変

吹き抜け部分には、天井から照明器具を設置することになると思いますが、この部分は1階から手が届きませんから照明が切れた場合の交換やお掃除を簡単に行えないというデメリットが発生します。
この場合の対処法としては、電球をLEDにしておき、交換回数をできるだけ最小限に抑えたり、年に1度は業者を呼んで清掃をお願いしたりすると良いでしょう。


□居住空間が減ってしまう

吹き抜けを作るとなると、そのための空間が必要になりますから、それに応じて2階部分の居住空間が減ることになってしまいます。
今中古物件のリノベーションをお考えの方の中には、子供が社会人になってお部屋が余ったからリノベーションを考えているという方もいらっしゃることと思います。
この場合は良いのですが、これから子供が大きくなってお部屋が必要になることが想定される場合には、部屋数について一度検討してみると良いでしょう。


□まとめ

今回の記事ではリノベーションをする際に吹き抜けを作ることのデメリットをご紹介しました。
この点を参考にして吹き抜けが必要かどうか一度考えてみてはいかがでしょうか。
またご自身に合った吹き抜けの設計が知りたいという方はぜひ当社までご相談くださいませ。