墨出し・間柱工事

弊社現場監督から「大工工事始めるよ~」との連絡が入ったのでさっそく現地へ。
到着すると、監督と大工さんが図面を見ながら打ち合わせをしていました。
二人とも真剣な面持ちです。

この機械なんだか分かりますか?赤い眼光が鋭く、
まるでロボットのアニメのキャラクターのような見た目ですが、
これはレーザー墨出し器といって、水平線・垂直線をレーザービームで映し出します。
建築現場では無くてはならない必需品。
この墨出し器を使って水平垂直を取りながら、
どこに柱や壁を造っていくかの位置決めをしていきます。
墨出しとは、要するに図面上の線を現場に落とし込んでいく作業なんです。

墨出しが終わると、次は引いたラインに沿って柱を建てていく作業へ。
柱がたくさん建っているのが分かると思いますが、
これは各部屋を仕切る壁用の間柱というもの。
壁の強度を保つためにけっこうたくさんの柱が建てられます。
現場は大工さんが4人。棟梁の指示に従って、
きびきびとした動き。
迅速丁寧に着々と作業が行われていきます。

大工同士で共有しておく情報はこのようにダイレクトに分かりやすく。

間柱工事と同時に床下配管も組まれ始めます。
グレーが排水管、白がガス管、
青と橙が給水管(青が水、橙がお湯)です。

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