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INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

One and Only

この記事の見所ポイント

  • ルーフバルコニー付きの広い物件と出合い、トントン拍子で住み替え計画が始動!
  • 夫婦それぞれのワークスペースと、成長した子どもに個室を設けることがプランニング時のテーマに
  • キッチンはタイルをポイントに使ったフルオープンのアイランドキッチンに変更
  • 広々としたLDKはパーケットフローリングと躯体現しの天井がポイント
  • 洋服に造詣の深いご主人からのリクエストで、ワードローブが一望できるWICも実現
  • 「少しクセのあるもの」を入れながら、海外の洗練されたインテリアスタイルに

 

白を基調にしたフレンチテイストに、ちょっぴりハードで“男前”なアクセントをひとさじ――。そんな絶妙なセンスのお住まいに暮らすのが、この日訪ねた千葉県浦安市のSさまファミリーです。ご家族はご夫婦ともうすぐ小学5年生になる娘さんの3人。半年ほど前に近隣エリアからこちらに住み替えたばかりです。

 

 

バルコニー側に並んでいたLDと洋室を一体にして、掃き出し窓3つ分のワイドなLDKを実現。躯体現しにした天井と床のパーケットフローリングが、パリのアトリエのような雰囲気を醸し出しています。

 

 

ルーフバルコニー付き物件にひとめ惚れ

 

実はSさまは以前にも当社でリノベをしていただき、今回も依頼してくださったリピートのお客さま。住み替えを熱心に検討していたわけではなく、きっかけは偶然目にした中古マンションの販売広告だったとか。「軽い気持ちで内見したら『いいじゃん!』となって、トントン拍子に話を進めてしまいました(笑)」と奥さま。

 

奥さまが何より強くひかれたのは、広いルーフバルコニーのある物件だったこと。「コロナの時期にリモートワークで朝から晩までずっと家の中にいたので、屋外に出たいという気持ちが高まりました。でも、ミーティングとミーティングの間にふらっと外に出るような時間はなくて……。ルーフバルコニーがあれば、限られた時間内でも外の空気を吸って気軽に気分転換ができそうと思ったんです」

 

 

北西側にあるルーフバルコニーのほか南西側には通常のバルコニーもあり、バルコニーに面したLDKは明るさたっぷり。キッチンの床に採用したフロアタイルはダイニングの窓辺まで延長しました。

 

「以前の住まいは窓が小さくてグリーンを置ける場所が限られていたので、新居では広々としたスペースを確保したかったんです。床が無垢材だと水やりのときにシミになってしまうので、ふき取りやすいフロアタイルでインナーテラス風にしました」

 

「いろいろな葉の形のものを置きたくて、ホームセンターなどでまだ家にない形の植物を見つけるとつい買ってしまいます」と奥さまは笑います。

 

 

住み替えにより、住まいの広さは約67㎡から約83㎡に。「夫婦それぞれのワークスペースが欲しい」「成長した子どもに個室を与えたい」と思っていたときに、以前より広くて、ルーフバルコニーもあり、さらにお子さんの学区内という三拍子そろった理想の物件と出合い、2回目のリノベに取り組まれました。

 

「リノベで個性的にしすぎると飽きが来てしまいそうなので、飽きずに長く住めることを意識しつつ、そこに自分の好きなテイストをプラスした感じです」と奥さま。

 

 

キッチンの壁の1面には「ミラタップ」の白い正方形タイルを採用。オープン棚に何げなく並べた品々が絵になりますね♪

 

 

既存のキッチンは独立型で壁付けでしたが、位置を移動してフルオープンのアイランドキッチンに変更。キッチン本体にはそれほどこだわりがなかったため、プランナーから提案のあった「リクシル」の製品を採用しました。

 

「ピンタレストなどでキッチンの事例をたくさんチェックするなかで、背面側全体を収納に活用できるのがいいなと思ってこのレイアウトにしました」と奥さま。作業する人だけが孤立せず、家族の顔を見ながらキッチンに立てるのも気に入っているそうです。

 

 

背面カウンターは、右手にあるお手持ちの家具に合わせて造作したもの。サイズや天板の質感を“おそろい”にして、ひと続きのワイドなカウンターのように見せています。

 

 

こちらはLDKのリビングスペースです。テレビの後ろの白い壁の部分には以前は襖があり、奥は6畳の和室でした。今回のリノベで室内窓付きの壁を立てて、奥を寝室用の洋室に変更しています。

 

そして、右手にブラック系の引き戸と間仕切り壁があるのがわかるでしょうか?

 

 

こちらは、アパレル会社でパタンナーをされているご主人のワークスペース。以前の住まいでリモートワークをしていた時期に、ご夫婦でオンライン会議の時間が重なり、音の面で不便さがあったことから、新居にはそれぞれの専用のワークスペースを設けたいと考えたそう。

 

通勤を再開し、ご主人がこちらを使うのはおもに夜や休日のため、リビングにいるお子さんの様子が見守れるように間仕切り壁はガラス入りにしました。

 

 

パタンナーというお仕事柄、洋服の検品時などに必要な作業台を造作。使わないときはパタンと下げておけるので、空間を広く使えます。トルソーに着せる前の一時置きに、天井につけたハンガーパイプも重宝しているとか。

 

 

改めてLDの全体像です。ご主人のワークスペースが、空間のアクセントになっていますね。最終的に寝室はリビングのすぐ隣(テレビのうしろ側)になりましたが、ちょうど反対側にあたるキッチン側に寝室を設けるプランもあったそう。

 

「そちらのプランの場合、リビングとルーフバルコニーのアクセスがよくなるので、最後の最後まで迷いました。でも、キッチンが今より前に出て来ることで、玄関からリビングドア越しにキッチンが丸見えになるのが気になり、現在のレイアウトに落ち着きました」と奥さま。

 

間取りの決定まで紆余曲折があったのですね~。でも、しっかりと考え抜いて選ばれたからこそ、住んでからの“納得感”が違うのではないでしょうか。

 

 

こちらはリビングと寝室の間仕切り壁に設けた室内窓です。高窓にしてプライバシー保護と採光を両立。寝室の西側に面した窓から、この室内窓を通してリビングに光を取り込めます。

 

 

寝室の窓まわりは「やわらかな印象にしたくて」とカーテンに。LDKでは白ベースの空間の引き締め役としてウッドブラインドを選びましたが、こちらはあえて違った雰囲気にしました。カーテンボックスは壁と一体化させたデザインで造作したものです。

 

以前は和室だったこちらの部屋。右手には押し入れをつくり替えたクローゼットがあり、このあとご紹介するWICにはオンシーズンの服、寝室のクローゼットにはオフシーズンの服という形で使い分けしているそうです。

 

 

「洋服がたくさんあるので、飾りながらしまえる場所をつくりたい」――。洋服に造詣が深いご主人にはそんな希望があり、収納量たっぷりのWICを玄関からLDKをつなぐ廊下の途中に設けました。左右の壁は調湿&消臭機能のある珪藻土仕上げにしたそうで、スタッフ一同、ご主人の洋服への“愛”を感じてしまいました!

 

さらにWICの奥に進んで行くと……

 

 

秘密の小部屋のような素敵な空間が! こちらはWEBデザイナーの奥さまのワークスペースです。エアコンもあるので夏も冬も快適。大きな窓の向こうには、この物件を購入する決め手になった広いルーフバルコニーがあり、この場所にワークスペースを設けることが起点となって、住まい全体の間取りが固まっていったのだとか。

 

「以前は6畳ほどの部屋をワークスペースにしていたのですが、広さがあるぶん一部が物置になってしまっていたので、コンパクトかつ、“テンションの上がる部屋”にしたいと思いました」と奥さま。

 

 

“テンションの上がる部屋”にするために、壁の2面にお気に入りの壁紙を採用。「リリカラ」の「V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)シリーズ」から選んだ、ウィリアム・モリスの「ピンパーネル」です。

 

「いつかモリスの壁紙を使ってみたいという夢があったんです。鳥が描かれているものなど、印象が強めの柄はいずれ飽きがきてしまいそうで、落ち着いた雰囲気のこちらを選びました」

 

仕事の合間には、理想だった「ルーフバルコニーで気分転換」を実現できているとか。デッキ材を張ったりテーブルを置いたりして、今後、アウトドアリビングとして充実させていきたいと考えているそうです。

 

 

場所は変わって、こちらは玄関近くにある娘さんの部屋です。「友だちを呼ぶことが増えました」とご主人がおっしゃるように、初めて自分の部屋ができて喜んでくれている様子ですが、ご本人的には「静かすぎる」のが気になるそう(笑)。今後「ロフトベッドを置きたい」という希望があり、ロフトベッドを想定してコンセントの位置などを計画しました。

 

 

子ども部屋の出入り口横には有孔ボードを設置。さりげなく掛けたお出かけグッズやおもちゃがおしゃれなディスプレイのようです♪ 左手にあるマンションのライトコートに面した窓には、安全のため、この機会に手すりを2本追加しました。

 

 

「雰囲気を出せる場所なので、理想のイメージの画像を集めたりして少しこだわりました」とおっしゃるのは洗面室。既存の洗面台は洗濯機の位置にありましたが、手前側に移動することで廊下側からアクセスしやすく、以前よりワイドな造作洗面台が実現できました。

 

 

洗面台にはキッチンと同じ白い正方形タイルを採用。住宅の洗面台らしさを抑えて、ホテルライクな雰囲気を意識したとか。内側が収納になっているミラーキャビネットは壁に埋め込んでいるため、凹凸が最小限で圧迫感がありません。

 

「アンティークのミラーを合わせることも考えたのですが、髪を巻くときに後ろを確認できるほうがいいなと思って三面鏡タイプにしました」と奥さま。カウンターの下部は棚板1枚のシンプルなつくりにして、市販のケースを生かしてフレキシブルに使えるようにしました。

 

 

ユニットバスは「リクシル」の製品をチョイス。比較的ルーズナブルで、シャワーや水栓が「黒」という基準で選んだそう。「この機会に浴室用のBluetoothスピーカーを新調。音楽好きの娘は、お気に入りの曲を聞きながらお風呂タイムを楽しんでいます」

 

 

「トイレの内装は、落ち着けるようにほかの場所より暗めにしました」と奥さま。便器は「TOTO」の製品で、「空間が広く使えるように」と、別に手洗いが必要になるタンクレスではなく一般的なタイプを選びました。

 

 

玄関ホールは、玄関ドアの左手のオープン棚のぶんだけスペースを拡張。マンションは玄関が狭いケースが多いですが、アールを描く上がり框と相まって、ゆとりの感じられる玄関に仕上がりました。たたき部分に採用したパリのアパルトマンのような白×黒のタイルも素敵ですね♪

 

 

「最初の打ち合わせのときに、こちらから『こんなことをやりたいんです』とSHUKEN Reのプランナーさんにいろいろとお伝えしたのですが、『はいはい、そういうのよくありますよね~』という感じではなく、『それ、素敵ですね』とか『すごくよくなると思いますよ』という返答をいただけたのがとてもうれしかったんです。夫とも意見が一致し、2回目のリノベもSHUKEN Reさんにお願いすることにしました」と奥さま(ありがとうございます!)

 

 

「いい!」と思える仕上がりに

 

リノベ完成後のご新居で特に気に入っている部分をうかがうと、奥さまはご自分のワークスペースと洗面室、ご主人もご自分のワークスペースのほか、トイレと教えてくださいました。

 

「私はフルリモートワークになり自宅で過ごす時間が長くなったので、心地よい住まいにしたいという思いがリノベの出発点でした。お気に入りのワークスペースから、気分転換でLDKに移動するとLDKも『いい!』と思えて(笑)、リノベをしてよかったなと実感しています」と奥さま。

 

 

「量産品のような感じからは離れられるといいなと思っていたので、少しクセのあるものを混ぜることを意識しました」と振り返るおふたり。その言葉どおり、「〇〇スタイル」とひと言で表せないような、オリジナリティあふれるスタイルがSさま邸の唯一無二の魅力となりました。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

撮影/カメラマン清永洋