GOOD FLOW
この記事の見所ポイント
- 2人目のお子さんを授かったことで持ち家の購入を検討。立地と間取りの自由度から中古マンション×リノベに
- いちばんのテーマは「家事ラク動線」のある住まい。キッチンと洗面室をつなげ、すぐ隣にはWTCも設置
- キッチンはSNSでイメージをふくらませ、造作で希望どおりに
- 2部屋設けた子ども部屋は、将来のプライバシー対策も万全!
- インナーサッシの設置で冬でもあたたか。暮らしの質が上がる住まいに
この日スタッフを迎えてくれたTさまファミリーは、ご夫妻と4歳&7カ月の娘さんの4人家族。案内していただいたLDKは、南向きで明るさたっぷり、真冬でもあたたかな空間です。なかでも目を引くのは、リブパネルがポイントの造作キッチン♪ すっきりとしたインテリアも魅力的です。
千葉県に暮らすTさまは、以前は賃貸マンションに暮らしていましたが、下の娘さんを授かったことを機に広い住まいへの引っ越しを考えるようになったとか。これから払い続ける家賃のことも考慮して、賃貸から持ち家へと舵を切ることにしたそうです。

やさしい色調が心地よいLDKは、日本と北欧をかけあわせたジャパンディスタイルをイメージ。床材はジャパンディらしい色調で、肌ざわりも気に入った「朝日ウッドテック」のオーク材の複合フローリングを採用しました。
一時は戸建ても検討したけれど……
「物件探しは紆余曲折があったんです」とご主人。当初は土地を購入して戸建ての新築を考えていたそうです。おふたりとも愛知県のご出身で、東京駅へのアクセスのよさを重視していたため、どうしても土地の価格が高く、戸建ては断念したとか。
その後、新築&中古マンションを探し、比較的早い段階で見つけたのがこちらの物件でした。「駅から近く、窓の前が開けていて日当たりがいいことや、築約20年でまだ一度もリフォームされていないという点も、気兼ねなくリノベができそうでいいなと思いました」と奥さま。

新築マンションが候補にあがったこともありましたが、奥さまいわく「最初に戸建ての新築をイメージしてしまったので、自分たちで自由にカスタムできないことがマイナスに感じられてしまった」とか。ご主人も「新築マンションでここより立地のよい物件はなかなかなくて」と、ご夫妻ともに納得の「中古マンション×リノベ」という選択だったようです。

内装と同様、ジャパンディな雰囲気満点のキッチンは造作で叶えたもの。SNSなどでキッチン施工例をチェックするなかで、奥さまはリブパネルと天然石の天板が使われたキッチンにしたいという希望がふくらんだのだとか。

「最初から造作にしたいと思っていたわけではなくて、ショールームに行けばこういうキッチンがあると思っていたんです(笑)。一度はあきらめかけましたが、SHUKEN Reのプランナーさんに提案していただき、実現することができました」
2社を検討しプランにひかれた当社に
依頼するリノベ会社はネットを駆使して奥さまが探し、当社ともう1社の合計2社にしぼってコンタクトを取ったとか。「実は他社さんのほうに決めかけていたのですが、工事費は少し高かったものの、SHUKEN Reさんのご提案のほうがよかったんです」とご主人。
奥さまも、「私たちの希望をていねいにプランに落とし込んでくれたのがSHUKEN Reさん。もう1社のほうは工事費が抑えめだったものの無難なプランで、そちらを選ぶのが現実的かなとも思ったのですが、よくよく話を詰めてみると、そこまで大きく金額は変わらないことがわかったんです。せっかくリノベーションをするなら、思い通りの間取りに変更できるほうがいいとSHUKEN Reさんのほうを選びました」(ありがとうございます!)

お住まいで一番気に入っている場所をうかがうと、奥さまは「キッチンです!」と即答してくださいました。「広いので本当に料理がしやすいです。娘からお手伝いしたいと言われても、以前の住まいのキッチンは狭くてそんなゆとりはなかったのですが、2人で並んで安全にキッチンに立てるようになったのがうれしいです」
既存のキッチンはクローズド型でしたが、リノベでLDと一体のオープンキッチンに変更しました。「においが充満しないか少し心配でしたが、それほど気にならず、LDにいる家族の様子を見渡せるのが気に入っています。オープンだと、きれいにしようという気持ちになるのもいいですね」と奥さま。

キッチンには「ガゲナウ」の大型食洗機を導入。洗浄力と静音設計にひかれてご主人が選んだそうです。「最初はなかなか使いこなせなかったのですが(笑)、設定を調節し直して食洗機用のリンス剤も使うようにしたら、うまく使えるようになりました」とご主人。
以前使っていた置き型の食洗機とくらべて、入れられる食器や調理用具の量が大幅に増え、ぐっと便利に。くるっと後ろを振り向くとカップボードがあり、終了後に食器などを収納スペースに戻す作業がとてもラクになったそうです。

LD側から見えにくい場所にはパントリーも設置。市販のケースを活用して、美しく、かつ使いやすそうに整えられていました♪

今回のリノベで、Tさま邸のいちばんのテーマになったのが「家事ラク動線」。奥さまのリクエストに合わせて、キッチンと洗面室&浴室を行き来できる動線を設けました。
上の娘さんはお風呂が大好きで“長風呂”なのだそうですが、下のお子さんのお世話もあるため、ずっと付き添うことができません。でも、この動線のおかげでキッチンから浴室の様子を見守ることができ、とっても安心♪

こちらは洗面室からキッチン方向を見たところです。キッチンから洗濯乾燥機も近く、料理と洗濯の同時進行がしやすいレイアウトに。キッチンまで一直線に続くフロアタイルは、プランナーの提案の中からチョイスしたそうです。

そして、こちらは「アイカ」の部材を使った洗面台です。ミラーキャビネットは「ミラタップ」の製品。2人の娘さんが成長したときのことを考えて、洗面台もミラーも2人で並んで使えるワイドサイズにしました。

そして、水がかりに使った「平田タイル」のタイルがとってもシックでおしゃれ! 当社のプランナーが提案したものでしたが、奥さまは実物を見ずに決めるのは少し不安だったとか。
「ちょうどその頃、里帰り出産で実家の名古屋に帰っていたのですが、平田タイルさんのショールームが名古屋にもあるんですね。それで、出産予定日の前日だというのに実物を見に行って、実家の家族にあきれられてしまいました(笑)」と奥さま。出来上がりには大満足で、「とっても素敵なものを提案していただきました」とおっしゃっていただきました。

洗面台にはベビーケアマットの収納スペースも確保。外に出したままにしておくのがイヤだったそうで、ぴったりの定位置をつくることができたのは、造作の洗面台ならでは。お子さんが成長して不要になったら、ゴミ箱置き場にする予定だそうです。

こちらは上の娘さんが大好きな浴室です。ユニットバスは「TOTO」の製品を選びました。ご主人も、賃貸のときより広くなった浴室がとても気に入っているそうで、「入浴後、タオルで拭き掃除をするのが日課になりました」

Tさま夫妻が希望された「家事ラク動線」は、キッチン~洗面室だけではありません。洗面室には廊下&玄関とつながる動線もあり、さらにその動線上がクローゼットになっているのです。
以前の住まいで、乾燥が済んだ洗濯ものを各部屋へしまいに行くのがとても負担だったそう。洗濯乾燥機のある洗面室から近い場所に、家族の衣類をまとめておけるウォークスルークローゼット(WTC)を設けました。玄関を背に右手がお子さん用のスペースで……

玄関を背にして左手がご夫妻用のスペースです。こちらはコの字形にハンガーパイプと枕棚が設置されていて、収納力は満点。姿見もここにあると便利ですね。

こちらは玄関からリビングドアを見たところです。今回のリノベで廊下の途中に白い扉付きのクローゼットを2つ新設。お子さんたちが成長して先ほどのWTCがいっぱいになってしまったときのために設けました。

トイレは「TOTO」の製品に。コスト調整のため手洗いが別に必要なタンクレスはやめて、タンク付きにしました。
「ほかは白いクロスを選んだので、ここは色を使って自分たちとしては遊んでみたつもり。でも、おとなしめの色にしたので、あまり遊べてはいないかな」とご主人は笑います。

回遊動線をぐるっと一周してLDKの入口に戻ってきました。リビングドアは「パナソニック」の製品で、全面ガラスのタイプに。LDKの窓からの光が廊下まで届きます。

改めてLDKの全景です。入居までにテレビの設置場所を決めきれず、あとから家電店で取り付けてもらうことに。家具の配置をいろいろと試してみて、ソファはこちらに置くことに決定。

その結果、テレビはソファ正面のこの位置に設置することにしました。入居後、暮らし方を見極めてから決める部分があってもいいという、よいお手本ですね♪
ちなみにこのスペースは、学習用のカウンターデスク、ピアノ置き場、収納スペースと、さまざまな使い方を検討。どの選択肢になってもいいように、事前に当社で壁の補強をおこないました。

アーチの扉枠がかわいらしいリビングに面した2部屋は、2人の娘さん用の個室です。下の娘さんはまだ小さいので、現在は右側を上の娘さんのプレイルーム、左側をご主人の書斎として使っています。
2部屋の間の壁は中に吸音材を入れて施工しました。「LDKから聞こえる音は気にならなくても、すぐ隣の姉妹の部屋からの音は気になりそうで」と奥さま。

現在、上の娘さんの遊び場になっているお部屋は窓がないため、LDK側に明かり取り用の室内窓を設置。もっと大きな窓にすることも考えたそうですが、「思春期になったときにイヤかなと思って」小さめの窓にしました。

ご入居からおよそ3カ月。住み心地をうかがうと、「インナーサッシを付けたこともあって、室内がとても暖かくて快適。暮らしやすい動線も気に入っています。寝室のクロスをプロジェクターが投影できるものにしたのですが、寝る前に絵本の読み聞かせ動画を投影すると娘が喜んでくれて……。QOL(クオリティ・オブ・ライフ)が上がりました」とご主人。
奥さまは、リノベのいちばんのテーマになった「家事ラク動線」を、日々実感しているそう。「2人めの子どもが生まれて大変なときに住まいを整えることができて、楽しく子育てができています。ものの収納場所をきちんと決めたことで探し物がなくなり、出し入れもスムーズで、それだけで毎日の暮らしがだいぶラクになった気がします」

さらに、「SHUKEN Reさんにお願いして、リノベーション専門の会社はやっぱり強い!と思いました」とおっしゃってくださった奥さま。
「床材について、他社さんでは使えないと言われたものをSHUKEN Reさんでは大丈夫ですと言っていただいて、すごくうれしかったです。引き出しの多さを感じましたし、それによって自分たちの潜在的なニーズを引き出していただきました」
「家事ラクな住まいに」というご希望は、近ごろ多くのかたからうかがいます。Tさま邸は、そんな方々にぜひ参考にしていただきたいお住まいです♪
お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。
取材・文/ライター志賀朝子
撮影/カメラマン清永洋



