デザインリノベーションなら
"SHUKEN Re"

SHUKEN Re

SHUKEN Re アプリ

住宅のリノベーション情報を発信

Google Playで手に入れよう
SHUKEN Re

SHUKEN Re アプリ

住宅のリノベーション情報を発信

アプリをダウンロード
INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Angle

この記事の見所ポイント

  • 長く暮らしてきた自宅マンションを、生活経験をもとにリノベーション。
  • キッチンカウンターをリビングに対して斜めに配置し、広さと開放感をアップ。
  • バルコニーに面した窓の前に、収納を兼ねたベンチ風ヌックをプラン。
  • リビングの一角をルーバーで仕切り、家族の気配が伝わるワークスペースに。
  • 間取りの中央にあったトイレを移動させ、洗面・脱衣室とワンルームに。

 

Tさまがリノベーションされたのは、新築で購入してからお住まいになってきたマンション。20年以上暮らす中で生まれた間取りへの不満をはじめ、「ここがこうなったらいいな」をプランに生かされました。

 

お邪魔してまっさきに目を引くのは、リビングに対して斜めに配置されたキッチン!意外性のあるレイアウトに、スタッフ一同から驚きの声が上がります。

 

「この配置はプランナーさんから提案していただいたんですが、打ち合わせ中に手描きで描かれた平面図を見て、2人ともこれだ!と直感しました」

 

このアイディアが決め手となってプランの方向性が決まり、ご夫妻の念願だった広々としたLDKが完成したのだとか。さっそく各スペースを詳しくご紹介していきましょう!

 

 

使い勝手も心地よさも改善されたキッチン

 

 

もともと壁づけだったキッチンの向きを変え、カウンターを斜めに配した対面式のレイアウトに。フルフラットカウンターを選んだことでリビングとの一体感もアップしました。

 

圧迫感のないゆったりしたキッチンは、ご夫妻ともに大のお気に入りスペース。朝はご主人がコーヒー豆を挽き、奥さまが食事の準備をするのがルーティンなのだそう。

 

 

「カウンターの前に立つと、視線の先はリビングの角。空間の対角線を見通せるから、より広さと開放感を感じられるんです。やっぱり壁を見ながら家事をするのとは大違いですね」とご主人。

 

 

キッチンは韓国のメーカー「ハンセム」の製品です。「カウンターの素材を人工大理石にしたいと伝えたら、このメーカーが比較的手頃ですよ、とプランナーさんから提案していただきました。

 

人造大理石とは違う、マットで石っぽい質感が好きなんです。洗面台のカウンターにも同じ素材を選んだんですよ」と奥さま。

 

 

背面収納も「ハンセム」で統一。以前は不足していた家電スペースも確保でき、上下に分かれた吊り戸棚のデザインがモダンな印象を与えます。

 

 

キッチンの内側はご夫妻で家事をしてもゆとりの広さ。「以前のキッチンは奥の方にぎゅっとまとまっていて、狭さと収納不足が悩みの種でしたが、このレイアウトで一気に解消されました」

 

 

コンロ脇の壁に採り入れたタイルは「名古屋モザイク」の「コラベル」。モロカン風のデザインと深い色合いが、ダイニングのインテリアによく似合います。

 

 

どっしりとした耳つきのテーブルは、国産のスギの一枚板。20年くらい前に購入し、デスクカウンターとして使われていましたが、リノベを機にダイニングテーブルに格上げしました。「MARUNI」で新調したチェアからも木のぬくもりが伝わります。

 

 

床に敷かれたモロッコのキリムは、奥さまが現地で購入されたもの。おふたりとも海外出張が多いお仕事柄、世界各地の家具や民芸品をたくさんお持ちで、それがエキゾチックなアクセントになっています。

 

 

リビングにはプラスアルファの居場所を

 

 

 

リビングにはソファを置かず、ご家族で広々とした空間を楽しまれています。フローリングは「朝日ウッドテック」の「ライブナチュラル プラスオン」。カラーはアッシュを選ばれました。

 

「以前の床はダークブラウンで重たい印象だったので、今回は明るいグレー系にしました。膨張色のせいか部屋が広く見えるし、ちょっとくらいのホコリなら目立ちません(笑)」

 

 

リビングの天井はできるだけ上げ、下がり天井との間に照明を仕込みました。天井に広がる間接照明の光が、空間を柔らかく包み込みます。

 

窓回りに採り入れたのは障子。カーテンやブラインドより落ち着いた雰囲気になり、空間にきりっとした端正な表情が加わりました。和紙ではなくワーロンが使われているので、うっかり破いてしまう心配もありません。

 

 

バルコニー側の窓の前にはヌックをプラン。もともと窓枠が床から上がっていたため、その形状を生かしてベンチ風にデザインしました。

 

ダイニングチェアのほかに家族の居場所ができ、日向ぼっこにも最適。さらにベンチの下をすべて収納にしたことで、かさばるものもすっきりと収まります。

 

 

「リビングも収納が足りなくて、市販の棚を使って片づけていましたが、どうしてもごちゃついて見えるんですよね。だから今回は『脱・見える収納』を目指しました」

 

これまでは雑多な荷物が目に入るたびにプチストレスを感じていたという奥さま。リノベで隠す収納を充実させたことで、ほっとリラックスできるリビングになりました。

 

 

リビングには居場所がもう1つ。ルーバーでやんわりと仕切られたワークスペースです。以前は寝室の一角でお仕事をされていましたが、その部屋を小さくした関係もあり、リビングにこのスペースを設けることに。

 

「仕事はもちろん、子どもがゲームをするのにも使っています。個室ほど大げさじゃなく、ルーバーがパソコン機器や書類だけを目隠ししてくれるのがいいですね」

 

 

トイレの移動で空間が劇的に変化

 

 

 

玄関ホールとLDKが直結しているのも、Tさま宅のリノベプランの大きなポイント。室内に入ると一気に視界が開け、広々とした開放感と抜けのよさを味わえます。

 

「これまでの玄関とLDKの間には廊下があって、リビングドアの真横にトイレがあったんです。このトイレをどこかに移動できないかとずっと考えていて、ある時、浴室の壁の裏にデッドスペースがあると気づいたんですよ」

 

もともと浴室自体も必要以上に広かったため、壁裏のデッドスペースを合わせれば、水回りをまとめられるのでは…?と考えたというご主人。

 

リノベの打ち合わせでそれを伝えたところ、トイレと洗面・脱衣室をまとめるプランが浮上。個室の1つも小さくすることで、玄関からLDKまでつながった間取りが生まれたといいます。

 

 

広くなったホールは、愛用の家具や本棚を配したゆとりのスペース。キャビネットは韓国のもので、その上に置かれているのはビルマ(現ミャンマー)の竪琴です。「これが小説で有名なビルマの竪琴なんですね!」と、美しい民族楽器にスタッフも興味しんしん。

 

 

本棚は以前も廊下に置かれていましたが、暗くて幅の狭い収納スペースから、より広々としたライブラリーへと生まれ変わりました。

 

おふたりにとって、ホールは暮らしの余白として役立っているよう。「何かの役に立つ場所ではないんですが、ここがあるおかげでゆとりが感じられるんですよね」と奥さま。

 

ご主人も「帰宅して玄関から入ったとき、以前は目の前が廊下の壁でしたが、今はリビングまですーっと視線が抜ける。これだけで気分が全然違います。やっぱりここをつなげたワンルームにして正解でした」

 

 

水回りは省スペースなオールインワンスタイルに

 

懸案だったトイレは、どこにどのように収まったのでしょうか。その答えがこちらです!

 

 

洗面室・脱衣室・トイレをひとまとめにしたオールインワンスタイル。個室のトイレを作るよりも省スペースで、トイレ専用の手洗い器も必要ありません。

 

「この面積の中に、洗面台、洗濯機、トイレをどう配置するかが問題でしたが、何とか収まってくれました。トイレが個室じゃなくても私たちは大丈夫。広々していて、かえって心地いいくらいです」

 

 

 

洗面カウンターはキッチンと同じく人工大理石を選び、「アイカ」の洗面ボウルと「ミラタップ」のキャビネットを組み合わせました。トイレはタンクレスタイプの「TOTO ネオレスト」ですっきりと。タオルバーとペーパーホルダーはどちらも「上手工作所」の製品です。

 

 

パネルのカラーがシックなユニットバスも「TOTO」。リノベ後も十分な広さですが、以前はもっと広かったのだとか。

 

「無駄なデッドスペースがなくなって、その分生活スペースが広がりました。開放的なホールができたのはこの水回りプランのおかげ。納得のいく間取りになって気持ち的にもスッキリしました」

 

 

趣味の着物専用の収納スペースを確保

 

 

最後にご紹介するのは2つの個室です。こちらはバルコニーに面した子ども部屋。ベッドとデスクが置けるだけの広さに絞り、壁には「サンゲツ」のブルーのクロスをアクセントとして採り入れました。普段着のアウターなどは「上手工作所」のハンガーバーへ。

 

 

主寝室では2面の壁をクローゼットに。1つは奥さまの趣味の着物用だそうで、開けると驚くようなコレクションが…!

 

 

床から天井までお着物と小物がぎっしり!「着物が増えてきたことも、リノベのきっかけの1つだったんですよ。着物用の和箪笥では収めきれないから、クローゼットにスチールラックが入るように造っていただきました」

 

多忙なお仕事のかたわら、ご趣味も満喫されているTさま。ご夫妻の生き生きとしたお話ぶりからも、人生経験の豊かさが伝わってくるようでした。

 

 

最後にリノベを振り返ってのご感想を伺うと、おふたりとも大胆な間取り変更に大満足のご様子でした。

 

「SHUKEN ReさんはたまたまHPを見つけて青山店を訪れたのですが、お店の雰囲気に好感を持って、他社とは比較せずにそのままお願いしたんです。

 

プランナーさんが私たちの話を真摯に聞いてくれて、5パターンくらいプランを考えてくださって。決定的だったのはキッチンのレイアウトですが、トイレの移動をはじめ、無理なリクエストもたくさんしたと思います。

 

それが叶ったおかげで、以前とはまったく違う住まいになりました。何といっても見通しのいいキッチンと、玄関からリビングへの視線の抜けが気持ちいい! 壁に囲まれていた閉塞感からやっと開放された気分です」

 

実際に暮らしてきた住まいを改修する持ち家リノベは、それまでの生活経験をプランに生かせるのが大きなメリット。Tさまもそのメリットを目いっぱい生かされ、Before/Afterの違いを満喫されていました。

 

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター後藤由里子