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INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Enjoy Interiors

この記事の見所ポイント

  • 物件購入のサポートがある点や、スタッフ&施工事例に魅力を感じてくださり当社に依頼
  • 希望したのは「好みの家具や小物がなじむ、趣味も楽しめる住まいに」
  • 個性的なフレームキッチンを採用。ふたりでスムーズに作業できるレイアウトも魅力
  • すっきりしすぎている空間より「見せる収納」が好みのため、収納はほぼオープンに
  • 洗面室やストックルームを兼ねた、玄関と一体の土間空間も見せ場!

 

 

この日訪ねたのは横浜市緑区のHさま夫妻のお宅。DKには、黒いフレームと木の組み合わせが特徴的な「ウッドワン」の「フレームキッチン」が据えられていました。

 

リノベを主導したご主人によると、「プランナーさんに提案いただいて、ショールームに見に行って決めたんです。一般的なシステムキッチンとはちょっと違うのが目をひきました。ディスプレイを楽しめるのがいいなと」

 

ご結婚を機に、ご主人が暮らしていたひとり暮らし用の賃貸物件で同居をスタートされたおふたり。更新が近づいたことから住まいの購入を決意されました。

 

 

素敵なコレクションが並び、ご入居からまだ数カ月とは思えないほどインテリアが充実しているHさま邸。学生時代に建築を学び、インテリアが大好きというご主人は、これまで賃貸ということや広さの問題でインテリアにこだわれないことを残念に思っていました。

 

好みのテイストは「北欧」ですが、そこに「色」を効かせるのがHさま流。「好みの家具やインテリア小物がなじんで、趣味の植物が置けること、同じく趣味のキャンプ道具がきちんと収納できること」がリノベのテーマになりました。

 

 

DKの壁にはディスプレイが映える間接照明も♪ きっと夜も素敵な雰囲気なのでしょうね。

 

「リノベ会社は物件探しからサポートしてくれるところに相談したくて、確かインスタグラムでSHUKEN Reさんを知ったんです。施工事例もチェックして、自分的には隠す収納を徹底したすっきりしたお宅より、ものを飾りながらしまっているお宅にひかれたんですよね」とご主人。

 

「リノベは物件探しからだとかなり長い期間になるので、やりとりするスタッフさんの人柄も重要。最初に対応してもらった物件探しの担当者さんにとてもよくしていただいたので、他社さんには相談せず、SHUKEN Reさん1本で進めさせていただきました」(ありがとうございます!)

 

 

物件探しはエリアを限定せずに、予算に合う物件を提案してもらう形で進めたそう。「横浜エリアがよさそう」と思いはじめていたときに紹介を受けたのがこちらの物件でした。

 

「ここ、真上に部屋がなくて、真下も駐車場なので音の心配がないんです。窓が3面にある角部屋ということも決め手になりました」とご主人。

 

奥さまも「ほかの候補物件は坂の上だったりして、駅からの道が平坦なのもよかったです」とにっこり。

 

 

ご夫妻ふたりで作業することも多いことから、広さを確保したかったというキッチン。もとはセミクローズド型でしたが、壁を撤去してフルオープンのセパレート型キッチンに一新しました。

 

アーチ開口の奥は、奥さまが「小さくてもぜひほしかった」というパントリー。冷蔵庫の向かい側にはL字形に棚板を設けて食材などを収めています。新調した冷蔵庫が収まるか搬入時にヒヤヒヤしたそうですが、無事Fit in!

 

 

扉なしのオープンな収納はとても使いやすいそう。ガスコンロは「魚焼きグリルは不要」と考え、見た目重視に。ツマミが天面についたスタイリッシュな「リンナイ」製を選びました。

 

 

コンロの横には作業スペースが十分にあり、調理や盛り付けがスムーズ。キッチンの壁は艶のないマットな質感が気に入った「名古屋モザイク工業」のタイル仕上げに。「手触りがよくて、汚れ落ちもいいんです」と奥さま。

 

 

Hさまからのご要望に合わせて担当のプランナーが意識したのが、木を使った部分の統一感。キッチン、フローリング、ダイニングテーブルがちぐはぐにならないように、色や素材感を吟味しました。

 

ダイニングテーブルは、キッチンと同じ「ウッドワン」の既製の天板に当社で脚をつけたもの。床は「ikuta」のナラ材の合板フレンチヘリンボーン。それぞれがなじみ合う、ナチュラルな仕上がりになりました。

 

 

こちらは、DKからリビングを見たところです。マスタード色のソファは、リノベに合わせて「ボーコンセプト」で新調したもの。

 

ライムグリーンのクロスで仕上げた隣室との間仕切り壁は、「リビングを可能な限り広くしたい」というおふたりの希望に合わせて少し後退させました。

 

 

「グリーンはグリーンでも色がたくさんありすぎて(笑)」と奥さま。リノベを通して、内装材などの色を決める作業がいちばん大変だったと振り返ります。壁の奥は寝室で、白の室内窓でLDKとゆるくつなげました。

 

 

リビング拡張のため壁を後退させた関係で、リビングのコーナー上部にエアコン用の配管が出てしまうという問題が発生したそう。そこで、斜めに壁を切りニッチ風の三角の飾り棚を設置することに。プランナーによるマイナスをプラスに変えるアイディアのおかげで、おしゃれなコーナーが誕生しました♪

 

左側の壁のポスターは、ロナン&エルワン・ブルレックというフランスのアーティスト兄弟の作品だとか。ライムグリーンの壁に映えて、作品がより引き立ちますね。

 

 

こちらは、LDKの入口からのシーンです。廊下から続くヘリンボーンの床がさりげないアクセントに。

 

「1枚1枚、板材をヘリンボーンに張って仕上げるとコストがかかってしまいますが、わが家で採用したのはパネル状になったもの。コストを抑えながらヘリンボーンにしたいという希望を叶えることができました」とご主人。

 

パネル状なので板と板の継ぎ目が少なく、奥さまも「さらっとしていて掃除がしやすいのも気に入っています」

 

 

ライムグリーンから一転、壁の内部の寝室は白のクロス仕上げです。面積をリビング側に譲ったこともあり、寝室はシンプルかつコンパクトでいいと考えました。

 

LDKをご主人の好みのインテリアでまとめたので、こちらは奥さまの好みに。この日は少し控えめでしたが、大好きなピンクのアイテムを飾って楽しむ場にしているそうです。

 

 

寝室には、ウォークスルークローゼット(WTC)へ続く出入り口も。「打ち合わせのときに、通り抜けられるといいかも……とさらっと言った記憶があって(笑)、それを実現してもらえました」とご主人。開口部にはロールスクリーンをつけたので、目隠しすることもできます。

 

 

WTCの反対側の出入り口から見たところです。左手がご主人用、右手が奥さま用にゾーニング。そしてこのWTCがどこへつながっているかというと……

 

 

なんと、玄関から続く土間スペースでした! ここは、既存の玄関とその隣にあった洋室をひと続きにして設けたスペースです。

 

 

こちらが玄関土間の全貌です。一角に洗面台を設けて、洗面室、ストックルーム、植物を育てるサンルーム……と多用途な空間に。造作の収納棚にはキャンプ道具のほか、日用品のストックなどを収納しています。

 

「僕の中で木の棚ではなくメタルっぽい棚のイメージがあって、当初はパイプを使うことを検討したんです。でも強度的にむずかしいことがわかって、提案いただいたのがスタッドという素材を柱として使うプランでした」とご主人。

 

スタッドとは壁や天井の下地になる軽量鉄骨で、通常は外から見えない部分に使われる素材だそう。それをあえて棚の柱として使い、十分な強度とメタル風のイメージを実現しました。

 

 

洗面台は廊下側のアクセスしやすい場所に設置。オープンなレイアウトは、ご主人の趣味である植物の水やりにとても便利だとか。

 

水たまりのようなユニークなフォルムのミラーは、ネットで購入して施主支給された「フーバ ペブルミラー」。奥さまのセンスで、webカタログの商品画像と上下を逆にして設置したのがポイントです♪

 

 

レトロデザインの「カクダイ」の水栓は、ミラーと合わせてゴールドに。水がかりのタイルは、目地をゴールドと相性のいいオレンジ色にしました。シンクは「TOTO」の「病院用流し」です。

 

 

スタッドの収納棚を中心に、ぐるっと回れるレイアウトになっている土間。「壁のハンガーパイプは洗濯物の室内干しに使えると思っていたのですが、気づいたら植物のハンギングコーナーになっていました(笑)」とご主人。

 

まだまだスペースにゆとりがあるので、デスクを置いてワークスペースにするなど、用途をいろいろと考えていきたいそう。

 

 

「見せる収納」派のHさまらしく、靴収納もオープンに。「収納に扉をつけない」を、住まいの各所で実現しました。

 

 

玄関からのシーンは、一直線に続くヘリンボーンの廊下が壮観です! プランナーは、ご主人が打ち合わせの席で「玄関を入ってすぐに空間の広がりが欲しい」と話していたのが印象的だったとか。玄関と土間を一体にし、LDKとも連続性を持たせることですることで、そのイメージを叶えました。

 

廊下の右手には、手前から洋室と脱衣室の白い扉が続いています。

 

 

洗面台を土間に設けたので、浴室につながるスペースは脱衣室兼ランドリーフームに。可動棚のほかに、ハンガーなどをかけておきやすいパイプも設置しました。

 

 

ユニットバスは「リクシル」の製品を採用。ご主人は「それほどこだわりがなかったので、おすすめされたものにしました」と言いますが、実際にショールームに足を運んで最終決定したそう。

 

 

「トイレは私の好きなピンクを使いたかったのですが、夫に反対されてしまって(笑)」と奥さま。ダークオレンジとグレーの落ち着いた2色を使って、腰壁のような雰囲気に仕上げました。

 

 

暮らしを楽しめる住まいが完成

 

ご入居からおよそ4カ月が経過。ご主人から「住み心地はとてもよくて、ストレスなく楽しく過ごせています」とおっしゃっていただけました! 

 

 

住まいの中でいちばんのお気に入りは土間だそう。インテリア好きのご主人にとっては、心にあたためていたことを思う存分反映した住まいになったのではないでしょうか。

 

「SHUKEN Reのみなさんが一生懸命対応してくださって、とにかく僕のわがままを聞いていただいたっていう印象です。コンセントの位置やスイッチの色や形まで、細かくリクエストさせてもらったので」と笑顔のご主人。

 

 

ひとり暮らし用の住まいにご夫妻で1年以上暮らしていたことから、広々とした住まいは格別。「夕食後にダイニングからリビングに移動して、ソファでゆっくりくつろげるのがうれしいです」と奥さま。

 

 

大型の食洗機もあるキッチンのおかげで家事の負担が減ったことも、新生活スタート後のうれしい変化。インテリアや趣味はもちろん、毎日の暮らしそのものを楽しめる住まいが完成しました!

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

撮影/カメラマン清永洋