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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

Family gathering

この記事の見所ポイント

  • 2人の娘さんが成長し、それぞれに個室を与えたいとリノベを決意
  • 壁や天井はニュアンスカラーの塗装仕上げに。プランナーの提案する世界観が奥さまの好みとも合致
  • 念願だった床暖房や食洗機を導入。収納スペースも充実させて快適性アップ!
  • ひとりになれるスペースも確保しつつ、家族みんなが自然に集まるLDKが完成

 

この日おじゃましたのは、都内にお住まいのNさまファミリーのお宅。ご夫妻と小学2年生&高校2年生の娘さんの4人で暮らすマンションは、交通アクセスが抜群! ご主人が自転車で通勤できる都心の好立地で、「窓から空と緑が見える角部屋」が購入の決め手になったそうです。

 

物件を購入したのは8年ほど前のことで、当社とは別の会社で間仕切りの少ないオープンな間取りに変更して入居されました。当時は下の娘さんの誕生前でしたが、月日が流れ、小学生と高校生という“年の差姉妹”になり、上の娘さんは勉強など、ひとりで集中したい時間帯も。姉妹それぞれの個室を設けようと、2回目のリノベに取り組むことになりました。

 

 

リノベを主導した奥さまが、いちばん悩んだというのがこちらのキッチン。「オーダーキッチンの会社も含めて、たくさんのショールームへ足を運びましたが、すっかり“迷子”になってしまって……(笑)」

 

「それまではオールステンレスのキッチンを使っていたのですが、お手入れが少し大変だったので、熱いお鍋をそのまま置けるといった天板の耐久性だけ踏襲したいなと思いました。あとは木の質感を入れたくて、最終的にこちらの『リクシル』のキッチンを選びました」

 

 

子ども部屋を2部屋確保する関係で、住まいの西側にあったキッチンは東側へと大きく移動。キッチンとダイニングの位置関係は、対面式から横並びに変更しました。

 

「対面式は部屋全体を見渡せるよさがあったのですが、テーブルまで回り込む必要があって意外と面倒だったんです」

 

 

ご主人からのリクエストは、食洗機の導入と、以前のリノベで上げた天井高をそのままキープすること、そして、家族がそろっている時間帯でもリモートワークに集中できる場所がほしいということだったとか。

 

食洗機は、調理道具と家族4人分の食器がたっぷり入れられる幅60センチのフロントオープンタイプに。大容量タイプは、以前は海外製を選ぶ必要がありましたが、近年発売された「パナソニック」の製品を採用しました。

 

ちなみに、ご主人のリモートワーク用のコーナーはWICの内部に実現。リモートワークが日中の場合はダイニングで、家族のいる夜などはWIC内でと使い分けているそうです。

 

 

バックカウンターに設置したガスコンロは、デザインと掃除のしやすさにひかれて選んだもの。レンジフードもグレードを上げて自動洗浄機能つきのものを採用しました。縦方向に張った「名古屋モザイク工業」のボーダータイルも素敵ですね!

 

「キッチンの使い心地はとてもいいです。打ち合わせ中に『システムキッチンは収納の使い勝手がいいですよ』とアドバイスをもらったのですが、本当にその通りで、すごくうまくできているなって(笑)」

 

 

スタイリッシュな空間に曲線デザインがやさしいアクセントを加えているダイニングコーナー。ダイニングテーブルは、義理の妹さん(ご主人の弟さんの奥さま)がお勤めの家具ショップのものだとか。

 

Nさま邸のリノベは、実はご主人の弟さんもキーパーソン。なんと、弟さんご夫妻も当社でリノベをしてくださっているのです! 依頼するリノベ会社のリサーチ中に弟さんご夫妻のお宅を見学され、「とっても素敵で、SHUKEN Reさんも迷わず候補に入れさせていただきました」

 

余談ですが、後日の当社プランナーとの打ち合わせは、奥さまのほか、ご主人の弟さんも同席されることが多かったそう。リノベ経験のあるお身内のかたのサポートは心強かったことと思います♪

 

 

暮らしの悩みをリノベで解消

 

最終的に当社を含めた4社に相談されて、各社のファーストプランと見積り金額を比較検討したNさま。「SHUKEN Reさんは4社の中で金額的に安かったわけではないんです。でも、こちらの細かい希望をいちばん反映してくれていたのが決め手になりました。

 

「以前は洗面脱衣室とトイレがLDKとつながっているようなオープンな間取りだったのですが、子どもたちが成長して、視線や音のこともあってLDKとの間に少し距離を持たせたいと思っていました。リビングドアを設けて、その希望が自然に叶うような間取りになっていたのがありがたかったです」

 

 

以前は冬の暖房にガスストーブを使っていましたが、結露に悩まされていたそう。床暖房を採用することも優先順位の高い希望でした。取材にうかがったのは冬の終わりでしたが、LDはポカポカ♡

 

すべての窓にインナーサッシを追加したこともあり、結露の悩みはすっかり解消。フローリングは表面に無垢のオーク材が使われた床暖対応の製品を採用しています。

 

 

窓辺に置いた造作デスクでは、下の娘さんがパズル中♪ デスクは可動式なので、好きな場所に移動ができ、ベンチとしても使えます。

 

コーナー部分には、あえて柱や梁と一体化したつくりにした物入れを設置。書類や文具など、外に出したままだと生活感が出てしまう品々の収納に重宝しているそうです。

 

 

奥さまの希望を生かして、壁と天井は塗装仕上げに。一般的な「白」にはしたくなかったそうで、天井と壁にニュアンスのあるグレージュ系の2色を選びました。

 

 

リノベ完成後の住まいで、奥さまがいちばん気に入っているのが「色使い」だとか。「SHUKEN Reのプランナーさんがグレージュに真鍮色の金物を合わせる提案をしてくれて、それがとても気に入っています」

 

「プランナーさんがつくり込んでくれた“世界観”を壊したくなくて、引き渡し後にも新調する家具のことなどをちょこちょこ相談してしまい、夫にたしなめられてしまいました(笑)」

 

 

LDKの入口横には畳スペースがあり、日中はリビングの一部として、夜はご夫妻の寝室として使っています。「和」の雰囲気をたたえながら、スタイリッシュなLDKにも自然と馴染んでいますよね。開口部をアールに仕上げたのもポイントです♪

 

 

畳スペースは引き戸で閉め切ることもできます。この場所には以前はキッチンがありましたが、コンパクトな畳スペースに変更したことで、この奥に2つの子ども部屋とWICを設けることができました。

 

 

壁側には吊り押し入れを設置。布団のほか、下の娘さんのおもちゃなどを収めておけます。布団を敷いたときに足側を押し入れの下に入れられるので、省スペースにも貢献。

 

 

こちらは、廊下からリビングドアを見たところです。LDKと同様のニュアンスカラーの天井と壁が雰囲気満点。リビングドアは圧迫感のないガラス入りのハイドアを採用しました。

 

左側の扉は手前からトイレと洗面脱衣室、右側の扉は手前からWICと下の娘さんの部屋です。トイレと洗面脱衣室の位置は既存のままですが、LDKとの間にワンクッションができ、気兼ねなく使える間取りになりました。

 

 

ワンクッションといえば、こちらもそう。通路側にキッチンが少し張り出している部分に間仕切り壁を立てて、照明つきのニッチも設けました。リビングドアを開けると最初にこのニッチが目に入る心憎い設計。廊下からLDKが丸見えにならないのもいいですね!

 

 

この日はお留守だった上の娘さんのお部屋もちらりとのぞかせていただきました。3畳ほどのコンパクトな広さながらクローゼットもあり、必要なものがしっかり配置できています。

 

扉なしのオープンクローゼットは、部屋が広く感じられる効果大。左側のベッドスペースは下段のみベッド幅に合わせた奥行きで設けてあり、上段は奥行きを抑えてニッチ風に。上段部分は隣接するWIC側にスペースを譲って、WICの収納量を増やしました。

 

 

こちらは洗面脱衣室です。以前は木製カウンターの上に洗面ボウルを乗せたベッセルタイプでしたが、水による浸食や掃除のしにくさが気になっていたため、プランナーの提案でボウル一体型の洗面カウンターを生かして造作することにしました。

 

水がかりはキッチンとおそろいのタイルで仕上げ、ミラーキャビネットは既存を再利用。「ミラーキャビネットの内部にコンセントを新設してもらったり、ランドリーボックス用のスペースを設けてもらったりして、以前よりすっきりして便利になりました」

 

 

トイレは希望だったタンクレスにチェンジ。ツートンのクロス使いが洗練された雰囲気です。奥さまからのリクエストに合わせて、手洗い器とスマホなどをちょっと置いておけるカウンターも設置しました。

 

「実際は広くないですが、タンクレスだと狭さをあまり感じないのがいいですね。落ち着ける空間になったので、しばらくここでくつろいでいることもあります(笑)」

 

 

入居時のリノベでは、玄関から現在の上の娘さんの部屋まで続く玄関土間を設けましたが、あまり有効活用できていなかったそう。土間部分は最小限にして、上がり框をまたぐように扉をつけ、内部に可動棚のある玄関収納を新設しました。

 

玄関近くには電気温水器のスペースもありましたが、今回のリノベでガス給湯器へ交換。電気温水器用のスペースを納戸にして、住まいの収納力をアップさせることができました。

 

 

スムーズだった2度目のリノベ

 

8年前の入居時のリノベでは、物件探しも並行していたこともあって、リノベ会社のリサーチにあまり時間をさけなかったそう。「依頼した会社は提案をあまりしてもらえないところで、自分で考えたり探したりしなくてはならないのが大変でした」

 

「でも、SHUKEN Reのプランナーさんは、こちらの希望をくみながら好みに合いそうなものを常に提案してくれたので、1回目のリノベで感じた苦労が全然なかったんです。

 

「提案してくれるものが素敵すぎて、『それでいいです』って(笑)。迷ったのはキッチンくらいで、もう一度やりたいくらい楽しいリノベでした」

 

 

ご入居からおよそ半年。「2人の娘にそれぞれ個室を設けることができて、娘たちが自室で楽しそうに過ごしているのがうれしいです。個室ができてもこもりっきりというわけではなく、リビングに集まって家族で過ごす時間も増えました」と奥さま。

 

「収納スペースが充実して、『隠せる』のが気持ちいいなって思います。今後は、SHUKEN Reさんの経堂のオフィスみたいにもっとグリーンを置いてみたいですね」

 

ご主人は、春は窓から桜を眺めながらリモートワークができるLDがお気に入りだとか。「当初、子ども部屋を2部屋設けるのは広さ的に難しそうで、引っ越しが必要かなと思っていたんです。でも、上がってきたプランではちゃんと実現されていたんですよね。3畳でも意外と居心地がよさそうで、よかったなって思っています」

 

 

下の娘さんは「自分の部屋ができてうれしい」「リビングの広いところと床暖房が好き。あと、畳のコーナーも好き!」と話してくれました♪

 

 

当社のプランナーのセンスや世界観に共感してくださった奥さま。それだけではなく、8年住んだからこそわかる奥さまからの具体的なご要望が、リノベを成功に導くカギになりました!

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子

撮影/カメラマン清永洋

 

 

※Nさまの弟さんご夫妻のお宅の様子は、こちらでご紹介しています。

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