2025-01-30
わたしの『○○な事例』vol.5
SHUKEN Reのスタッフが
自身の『○○な事例』を
ご紹介するコーナー
今月担当の、浦安店 施工管理
タナカ です!
前回、設計のヒガシダさんから
ご紹介していただいた通り
前職は建築関係とはあまり関係のない
仕事をしていたのですが、
SHUKEN Reに入社して
かれこれ10年以上が経ちまして、
これまで沢山のお家の施工管理を
担当させていただきました!!
今回は、そんな中から
難しい戸建て物件のリノベーションで
『達成感を感じた事例』
をご紹介しようかと思います。
■屋根裏部屋をロフトに
このお部屋は、もともと
お施主様が住んでいたご実家で
おじい様・おばあ様と一緒に暮らす
二世帯住宅のお住まいでした。
リノベーションは2階部分の
お施主様ご家族が住むフロアだけでしたが、
木造の戸建て住宅で間取りを変えるという
大規模で難しい工事だったのを覚えています。
中でも一番難しく、印象的だったのが
もともと屋根裏部屋だった部分を
吹き抜けとロフトに改修する工事でした。
木造の戸建て住宅は
マンションと違い、柱や梁で構造を支えているため
天井や壁を壊す際には
下地の組み方や構造補強などを
考える必要がありますが
大工さんと協力して
立派なロフトが完成しました!
▶事例を見る:Case134 実家を住み継ぐ-屋根裏から吹き抜けとロフトへ
■いつもとは違う達成感
それまではマンションの施工を
担当させていただくことが多かったのですが
吹き抜け部分の内装を仕上げるために
室内に足場を組んだり、
構造上必要な柱や梁を露出させるなど
マンションでのリノベーションでは
あまりやらない工事が多かったので、
マンション工事とは違う楽しさや
達成感がありました!
木造の戸建て住宅でのリノベーションは
マンションと違い、
主要な構造部分を上手く補強するなどの工夫をすれば
既存の柱を撤去したり、吹き抜けを作ったり
サッシを大きくするなど
自由度が高い面白さがあります。
しかし、それを実現するためには
まず撤去できる柱なのか?
撤去する場合どう補強すれば問題がないのか?
などを考えないといけないため
事前に竣工図面などの資料を入念にチェックしたり
現地調査の際にその家の構造がどうなっているのかを
しっかり把握することが大事です。
また、大工さんの知恵を借りるなど
協力しながらの工事も必要になってきます。
このお部屋でのリノベーションで
そんな戸建て住宅の難しさを感じたと同時に
作り上げる面白さや達成感を感じた
印象深いお部屋なので
今回ご紹介させてもらいました。
▶事例を見る:Case134 実家を住み継ぐ-吹き抜け部分から見たリビング
■一緒につくりあげたお住まい
キッチンのモルタル仕上げの腰壁に
お施主様ご家族の手形を入れる作業も
左官職人さんとお施主様と一緒に施工をしたのが
とても思い出深く、楽しかったです。
幼少期に住んでいたお住まいを
住み継いで、リノベーションをする。
そんな大切な機会に携わることができて
とても印象深いお住まいとなりました。
■自分を信じて妥協はしない
僕たち施工管理は
普段、あまりお施主様と一緒に
お打合せなどをする機会はありませんが
お施主様とプランナー・設計が
時間をかけて作り上げてきたプランを
全力で形にすることを
僕はとても大切にしています。
お引渡しまでの工期を
絶対に守ることはもちろん、
その限られた工期の中で
納得ができる仕上がりになるまで
妥協をせずにお家を完成させていくこと。
お施主様が問題ないと言っても
自分が納得しない限りやり直すくらいの気持ちで
お住まいづくりをしています。
「信じられるのは自分だけ」をモットーに(笑)
これからも沢山のお住まいづくりに
携わっていきたいと思います!
他にも、このブログだけでは
紹介しきれないほど沢山のお家がありますので
ぜひ他の事例もご覧ください。
■次回予告
次回の担当は、
世田谷店 積算のヤマダさんです!
ヤマダさんは、
プランナーからお客様のご要望を聞いて
それを実際の工事金額に落とし込んでいくという
とても難しい作業を黙々とこなす
スーパーマンです。
普段の仕事ぶりからはあまり想像がつかない
サイクリングというアクティブな趣味をもつ
一面もあります。
どんな事例を紹介してくれるのか、
次回の更新を楽しみにお待ちください!
以上、施工管理の タナカでした。