2024-12-21
わたしの『○○な事例』vol.4
SHUKEN Re スタッフが
自身にとっての『○○な事例』を
ご紹介するコーナー!
今回は、わたくし
世田谷店 設計 の
ヒガシダ が担当します♪
わたしはこれまで、
オフィスプランニングや
住設メーカー、商業施設のプランニング、
オーダー家具の設計など
様々な業界で設計業務に携わってきました。
今回は、そんな経験を活かして設計を担当した
様々なこだわりのお住まいの中から
『造作家具が印象深い事例』
をご紹介します。
■特殊なご要望が盛りだくさん
このお部屋は、最初のご相談の段階で
お施主様からかなり具体的な
ご要望をいただいておりました。
ご主人は特注家具の設計の
お仕事のご経験があり、家具のスケッチを
ご用意くださっておりました。
奥様もご自身のインテリアイメージを
既にお持ちで、室内パースの
スケッチをいただきました。
「忍者屋敷にあるような
隠し扉を作ってほしい」
「窓の前にかかるように
フロート棚を設けたい」
「SNSに上がっている
この画像の把手にしたい」
などなど…
フルハイトの建具や忍者屋敷の扉をはじめ、
普段はあまり設計することがないご要望が多く
特殊な造作家具が盛りだくさんだったので
忘れられない、とても印象深い事例となり
今回選ばせていただきました。
▶事例を見る:Case193 Public&Private-隠し扉のある廊下
■緊張感のある造作家具の設計
メーカーの既製品とは違い、
造作部分はお打合せの段階で
完成品を見ていただくことができないため
「仕上がりが希望通りでなかった」
ということにならないように
しなければなりません。
そのため、設計の段階でプランナーさんや
施工管理の方にも相談をしながら
慎重に進めていきました。
また、金具の選定やおさまりは
ご要望に添うものを何パターンも考え
なるべく多くアイデアを出して
既にお施主様の中にあるイメージから
焦点がずれないように神経を使い、
大変緊張したのを覚えています。
▶事例を見る:Case193 Public&Private-フロートの棚
■頼もしいチームの仲間
提案内容もさることながら、
お施主様とのお打合せ内容をとりまとめ
収束させていくプランナーさんの技量の高さ。
造作家具の製作に限らず、
段差のない間取りでの
アイランドキッチンの設置、
屋上にある給湯器のバルコニーへの移設
…等々
お施主様のご要望をかなえるために
実現が難しい課題も受け入れて
解決策を見出し、
的確に工事を進めてくださる施工管理の方。
今回のお部屋のリノベーションを通して
同じチームのみなさんの頼もしさを
改めて感じることができました。
▶事例を見る:Case193 Public&Private-こだわりの造作洗面台
■チームワークの大切さ
わたしは、設計者として
「お住まいになられる方の心情になる」ことを
とても大切にしています。
長い時間を過ごす場所(席)からの
室内の見え方や居心地を意識して
つくりこむことや
デザイン性だけではなく
時短に・快適に・便利な・掃除のしやすい
おさまりやモジュールを考え抜くこと。
ただ、わたし一人で考えているだけでは
お住まいは作れません。
それをお客様へご提案し
プランをまとめていくプランナーさん、
とても大切な
お金の部分をまとめる積算の方、
お客様のご要望イメージを
実際に形にする施工管理の方。
お住まいづくりは、
決して一人ではできない
ボリュームの大きな仕事なので
「チームワーク」を大切にして
設計をするようにしています。
これからも、
お客様の思い描くイメージを形にするために
頼もしいチームの皆さんと一緒に
素敵なお住まいを つくっていきたいと
思っております。
他にもご紹介したいお部屋が
沢山ありますので
ぜひ他の事例もご覧ください。
■次回予告
次回は、浦安店 施工管理のタナカさんが
事例をご紹介してくれます。
タナカさんは
若かりし頃はネイリストという
意外な経歴をお持ちの方です。
その細やかな性格もあり、
工事の仕上がりには
社内外問わず 定評のある
頼れるお兄さんです。
どんな事例を紹介してくれるのか、
次回の更新を楽しみにお待ちください♪
以上、設計の ヒガシダでした。