根太とは
「根太」とは、住宅の床を支えるための構造材です。床板を支え、大引きの上に渡されることで、床下地を構成します。木造建築において、根太は床の強度を保ち、水平を保つ上で重要な役割を果たしています。
根太は、木製のほか、LVLや集成材など様々な種類があり、それぞれに特徴があります。リフォームの際には、床材の種類や部屋の用途に合わせて最適な根太を選ぶことが重要です。例えば、水回りでは湿気に強い集成材が適しているでしょう。
根太のメリットとしては、床の強度を高め、長寿命化に貢献する点があげられます。また、床下地の空間に配管や電気配線を隠せるため、リフォーム後の見た目がすっきりします。
デメリットとしては、既存の根太を撤去・交換する場合は、工事期間が長くなる可能性がある点です。
リフォームのポイントとしては、床鳴りや傾きの原因となることも多いため、根太の状態をしっかりと確認することが大切です。床をリフォームする際には、根太の交換や補強が必要になる場合もあります。