公開日:2020-11-22  更新日:2023-04-06

おしゃれで便利なリビング小上がりの魅力|畳のあるリノベーション事例【東京・千葉】

戸建てリビングの畳小上がり

 

リビングの一角に設ける畳の小上がりスペースは、リフォームやリノベーションで人気の間取りアイデアです。

 

使い勝手が良くリビングのおしゃれなアクセントにもなるため、子育て世代から夫婦2人暮らしまで幅広くおすすめ。

 

今回はリノベーションでつくったおしゃれな畳小上がりの間取り図と写真を見ながら、便利な使い方を紹介します。

 

 

■リビング小上がりのメリット

 

ブラックカラーのスタイリッシュなリビング小上がり

 

リビング小上がりの間取りには、デザイン・実用面ともにさまざまなメリットがあります。

 

□リビング小上がりのメリット例
  • ・ラグやカーペットなしで座る場所ができる
  • ・床下を収納にできる
  • ・いろいろな使い方ができる
  • ・リビングにメリハリが生まれる

 

フローリング中心の現代の住まいの中で、直接座ることができる畳の小上がりは多目的に使えてとっても便利♪

 

クッション性があるので、赤ちゃんや小さなお子さんのキッズスペースにもピッタリです。

 

床下が貴重なリビングの収納になったり、空間にメリハリが生まれておしゃれに見えたり、小上がり一つでさまざまなメリットが生まれます。

 

 

■リビング小上がりのデメリット

 

2畳のリビング小上がり

 

便利でおしゃれなメリットがたくさんある一方、小上がりには注意すべきデメリットもあります。

 

□リビング小上がりのデメリット例
  • ・バリアフリーにならない
  • ・圧迫感が出ることがある
  • ・子供が怪我をする可能性がある

 

段差を作るということはバリアフリーにならず、ロボット掃除機が使えないといったデメリットにつながります。

 

またデザインや大きさによっては、リビングに圧迫感が出ることもあるので要注意。

 

お子さんが落下したり角で頭を打ったり、怪我につながる可能性もあるので、高さや角の仕上げにも配慮しましょう。

 

 

■ おしゃれなリビング小上がりのリノベ事例

 

さっそく、実際にリノベーションでつくったおしゃれなリビング小上がりの間取りを見ていきましょう。

 

デザイン性・使い勝手それぞれの工夫についても注目してみてください。

 

リビング以外の全体写真も詳細ページにご用意していますので、気になるお住まいは写真下のリンクページもチェックしてくださいね♪

 


事例①:4.5畳のリビング小上がり

小上がり4.5畳の間取り図

畳の小上がり和室

事例を見る:Case53「暮らしとおもてなしを両立した家」

 

リビングと隣接する4.5畳の小上がり和室は、壁に囲まれながらも間仕切りをつけず程よいプライベートスペースになっています。

 

来客時の応接や宿泊スペース、趣味や仕事などリビングと距離を保ちたいときに便利な間取りです。

 

和室のクローゼット

事例を見る:Case53「暮らしとおもてなしを両立した家」

 

床下の収納スペースに加えて、大きなクローゼットでリビング収納力をサポートしているのもいいですね。

 

 

 


事例②:2畳のリビング小上がり

小上がり2畳の間取り図

リビングの畳小上がり

事例を見る:Case43「ナチュラルカフェな家」

 

大きなカウンターと2畳のコンパクトな畳小上がりの組み合わせ。

 

気分によってチェアと畳を切り替えることができて、お昼寝や仕事のリフレッシュにもピッタリのレイアウトです。

 

子供の遊び場になる畳スペース

事例を見る:Case43「ナチュラルカフェな家」

 

リビングの大きな窓からたっぷり自然光が降り注ぐスペースは、お子さんの気持ち良い遊び場にもなります。

 

 


事例③:3畳のリビング小上がり

小上がり3畳の間取り図

収納たっぷりなリビングの畳小上がり

事例を見る:Case32「キラメキ☆昼下がり」

 

引き出しと上げ下げ式の収納を備え、リビングの収納力をアップしてくれる3畳の小上がりです。

 

リビングになじむ畳小上がり

事例を見る:Case32「キラメキ☆昼下がり」

 

クローズ時は収納に見えないスッキリした仕上がりで、さりげなくリビングの収納力を補っています。

 

3畳のスペースはリビングに圧迫感が生まれず、ゆったりくつろぐこともできるバランスの良い広さですね。

 

フローリングとカラーを合わせた木部と畳カラーのチョイスで、圧迫感が出ないようにしているのも細かいテクニック。

 

 

デザインリノベ

デザインリノベについて詳しくみる

 

 

■ リビング小上がりの便利な使い方

 

便利な畳小上がり

 

おしゃれなリビング小上がりの間取りは、実用面でも優秀です。

 

さまざまなシーンでの便利な使い方を紹介しますので、ご自身のライフスタイルに照らし合わせてみてください。

 

・床下をリビング収納に

 

小上がりにして一段上がった床下スペースは、床面積を犠牲にせず使える便利なリビング収納になります。

 

リビングは意外と収納が不足しがちな場所で、細かい物から大きな物までしまえるため散らかって生活感が出るのを防げます。

 

アイロン台やお子さんのおもちゃなど、小上がりスペースで使う物をサッと取り出せるのも便利です。

 

リビング全体の収納が少ないと感じたら、小上がりにして効率良く収納力アップするのも一つの手ですね。

 

リビング収納の基本的な考え方はこちらも参考にどうぞ。

関連コラム

 

 

・簡易ワークスペース/書斎

 

ローテーブルと座椅子・クッションを設置するだけで、在宅勤務に対応できる簡易ワークスペースとして使えます。

 

ダイニングテーブルでPC操作するのは意外と疲れますし、普段食事する場所なので仕事モードへの切り替えも難しいですよね。

 

少しのスペースにサッとワークスペースをつくれて、集中できる環境をつくりやすいのは大きなメリットです。

 

出勤日と在宅勤務の日が半々などたまに家で仕事する方も、本格的なデスクの設置が難しい方にもおすすめです。

 

自宅ワークスペース・書斎の事例はこちらでも紹介しています。

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・洗濯物/アイロンスペース

 

全室フローリングの間取りだと、意外と洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりする家事スペースの確保が難しいです。

 

ひざをついても痛くない畳の小上がりスペースなら、家事をこなすスペースにピッタリ。

 

一段高いとフローリングのホコリも入ってこないため、洗った後のシャツやタオルも気兼ねなく置くことができます。

 

畳んだ洗濯物を分別して、家族が自分の物を自分で持っていくといった使い方もできて家事負担の軽減にもつながります。

 

お子さんのタオルやお父さんの仕事着など洗濯物が多いご家庭では、とても便利なスペースになりますよ♪

 

家事ラク間取りアイデアはこちらのコラムも参考にしてください♪

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・お昼寝スペース

 

小上がりでお昼寝する赤ちゃんを見守る家族

 

クッション性が高く気軽に横になれる畳スペースは、お子さんのお昼寝や仕事のリフレッシュタイムにも使いやすいです。

 

ソファやチェアに長時間座っていると腰への負担が大きいため、少し横になるだけでもラクになります。

 

布団を敷いて、体調を崩したお子さんの様子を見ながら家事や仕事をこなせるのも便利ですね。

 

 

・子供の遊び場

 

リビング内をゾーニングできる小上がりスペースは、小さなお子さんや赤ちゃんの遊び場としてもおすすめ。

 

よちよち歩きの赤ちゃんはフローリングのホコリやダニなどが気になりますが、一段上がった小上がりなら清潔で安心ですね。

 

ベビーゲートを付ければ落下や転倒の心配もありませんし、クッション性のある畳仕上げならうっかり転んでしまってもケガの心配が少ないです。

 

リビングから目が届くため、兄弟のケンカにもすぐ気づけるのもgoodポイント。

 

リビングキッズスペースの作り方はこちらのコラムで詳しく解説しています。

関連コラム

 

 

・腰かけておしゃべり

 

腰かけにちょうど良い小上がりの高さは、ベンチに座っているような感覚で気軽におしゃべりするときにも便利です。

 

友人や親戚を招いてソファやチェアスペースが足りなくなったときも、クッションや座布団を用意すれば自然に座ってもらえます。

 

胡坐をかいたり、腰かけたりと姿勢を変えることができるため、足腰への負担を軽減できるのもいいですね。

 

・来客用の寝室

 

布団を敷くだけで快適に寝ることができる畳小上がりは、お客さんが泊まるときの寝室としても使えます。

 

フローリングだとベッドを置かなければいけないため、急な来客に対応するのは難しいですよね。

 

友人や親戚など来客が多いご家庭でも、布団だけ用意しておけばいつでも泊まってもらうことができます。

 

・応接間

 

座布団とローテーブルを用意すれば、大切なお客さんと話をする応接間としても使いやすいです。

 

リビングのソファだと向かい合って話をするのが難しいですし、ダイニングテーブルに通すのは失礼になるケースもありますよね。

 

畳スペースならテーブルをはさんで向かい合って話すことができますし、座布団で人数の増減にも対応できます。

 

仕事関係など大切なお客さんを招くシーンが多いなら、小上がりスペースを設置するメリットも大きいです。

 

■ 小上がりスペースのよくある疑問

 

おしゃれな畳小上がりのあるリビング

 

新築では見かけることが少ない小上がりスペースを設けるとき、気になるポイントをまとめました。

 

・畳の耐久性はどうですか?

 

自然素材であるい草を使った畳は、摩耗によって擦り切れるため表替えなどのメンテナンス手間と費用が気になりますよね。

 

最近は樹脂素材を使った耐久性の高い畳表も販売されているため、昔よりメンテナンスサイクルは伸びてきています。

 

日焼け防止、撥水加工、抗菌などの機能畳も登場しているため、長く使うならこうした畳を選ぶのがおすすめです。

 

ただし長く使うとどうしても汚れが目立ってきますので、気持ちよく使うためには5年前後での表替えが良いでしょう。

 

1枚当たりの費用は数千円~とそこまで高価ではありませんので、3~4.5畳前後の小上がりスペースなら定期的なメンテナンスがおすすめです。

 

・リビングが狭く見えませんか?

 

小上がりで段差ができると存在感は出ますが、デザインとサイズの工夫で緩和することができます。

 

なるべくリビングを広く見せたい場合は、フローリングと小上がりスペースのカラーや素材を統一することで存在感を抑え、狭く見えるのを防ぐことができます。

 

畳のサイズをオーダーすることもできますので、リビングとバランスを取って面積を調整するのも有効です。

 

数センチの差で結構印象が変わりますので、使いやすく圧迫感のないサイズを考えてみましょう。

 

・老後も使えるでしょうか…

 

小上がりで段差ができると老後の暮らしが気になる方も多いようですが、大きな心配はありません。

 

高齢の方がつまずきやすいのは、普段意識しない数センチ程度の段差です。

 

小上がりは大きな段差ですから、無意識につまずいてしまう心配はほとんどないといって良いでしょう。

 

一度腰かけてから上がることもできるため、特別使いにくい間取りということもありません。

 

小上がり程度の段差が上り下りできなくなったら介護が必要な段階ですから、その時点でお住まい自体を見直す必要があるでしょう。

 

・洋室と畳は違和感がでませんか?

 

畳とフローリングのマッチングについても、自由度の高いリノベーションなら問題ありません。

 

和のテイストを抑えられるヘリなし畳なら洋風デザインにもマッチしますし、グリーン以外の畳カラーも選ぶことができます。

 

畳がどうしても苦手な方は、フローリングやカーペットなど小上がり部分の仕上げを洋風にするのもおすすめです。

 

収納や使い勝手など小上がりのメリットは欲しいけど畳は苦手な方も、いろいろ工夫しておしゃれに仕上げてみましょう。

 

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・小上がりの高さはどれくらいが良い?

 

フローリングと畳の高さは、30センチ~40センチの間が使いやすい範囲です。

 

低すぎると腰かけとして使いにくく、高すぎると出入り時の負担が増えてしまいます。

 

家にあるものを積み重ねたり、公園のベンチに座ってみたりして、ちょうど良い高さを探ってみてください。

 

 

■ まとめ:自由なリノベーションで素敵なリビング小上がり和室を♪

 

子育てや来客対応などさまざまなシーンで活躍するリビング小上がりの間取り。

 

おしゃれで収納力アップなどメリットも大きいですから、リビングリノベーションでぜひ検討してみてください。

 

わたしたちSHUKEN Reは、お客様のライフスタイルやデザインの好みに合わせたピッタリの小上がり間取りをご提案します。

 

素敵なお家づくりが大好きなスタッフと一緒に、ワイワイ楽しみながら間取りを考えてみましょう♪

 

千葉の浦安と東京の世田谷には、間取りやデザインのアイデアを体感いただけるショップもご用意しています。

 

ちょっとした遊びがてら、お気軽にご相談にいらしてください。

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    SHUKEN Re 編集部

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