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INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

LDKで過ごす ”家族時間”

残暑が残る9月某日。私たち取材班は、千葉県のK様邸に伺いました。

今回の物件は千葉県にある築40年のマンション。約半年前に、オープンルームの開催にもご協力いただいたおうちです。
オープンルーム開催当時、家具や小物が入っていない状態でも、リビングの造作梁とブルーの壁が印象的だったK様邸。
今回は実際にお住まいになっている様子を拝見できる!と、一同ワクワクしながらインターホンを押しました。

スッキリと片付いた玄関には、靴だけでなくご家族のお写真やインテリア雑貨がセンス良く並べられていました。
収納棚は、ライフスタイルの変化に合わせて棚板の高さや数が変えられるよう可動棚を採用しています。
「家の顔」ともいわれる玄関。ご家族の笑顔の写真に迎えられるってイイですね ♬

 

検討は1年前から計画的に

仕事柄、新築マンションを見ることが多いというご主人。新築よりも中古+リノベーションに魅力を感じ
マイホームは中古物件をリノベーションしたいという思いを持っていたそうです。

お話をお伺いしていて感じたのは、とても計画的にご検討を進められたんだな、ということ。
リノベーションの検討を始めるにあたり、ご主人はリノベ会社へ相談する約1年前から本や雑誌で勉強を始め、
インテリアはもちろん「家族の暮らし方」や「マンションの構造」についても理解を深めたそうです。
複数のリノベーション会社の相談会や完成現場見学会にも積極的に参加され会社を選定されました。
(その中で弊社を選んでいただいたことに感無量です!)

打合せは2~3週間に1度のペース。時にはショールームをハシゴして、実物を見ながらイメージを膨らませていきました。
ご主人のスマートフォンには、「こんな風にしたい」と集めた画像がたっぷり!
プランナーとは、ご要望シートの他に、イメージを画像で共有しながら打ち合わせを進めたそうです。

 

造作梁と照明計画

フルスケルトン工事をしたK様邸。
中でもたくさんの時間をかけて悩み、こだわりをたくさん詰め込んだのはLDKの部分です。
和室をリビングに取り込み、壁付けだったキッチンはリビングが見える対面のオープンキッチンに変更。
造作梁が印象的なLDKになりました。

造作梁のアイディアは、現場見学会で造作梁の事例を見てから必ず取り入れる!と心に決めていたそう。
空間にアクセントを加えるだけでなく、ナチュラルで柔らかな印象に仕上げています。

梁の間からものぞく黒のスポットライトは、朝・晩・就寝前・勉強用など、シーンによって照明色を使い分け、
キッチン側面に設置したコントロールパネルで操作できるそう。
勉強用の照明は、子どもたちにリビング学習をしてもらいたいとのことで、文字が見えやすい色に設定しました。

上部のコントロールパネルで照明色の変更ができます。ニッチになっているのでスッキリ!

 

家具や雑貨はリノベ後に

統一感のある家具達は、ほとんどがリノベーション後にイメージに合わせて買い揃えたもの。
オーダーのソファは納品までに2か月かかることを見越して、工事完了に合わせて入れられるタイミングで発注
したそうです。
とーっても計画的!

「こだわり」と言えば、家のいたるところにちょこんとおいてあるセンスの良い雑貨達もにも注目です。
玄関でご家族の写真と共に迎えてくれた白と黒の2ショットやレンジフードの上のアヒルたち。

エアコンのダクトカバーの上にも、小さな動物園ができていました。(か、可愛いぃぃ…!!)

これからも徐々にこだわりの雑貨を増やしていく予定だそうで、いつかのタイミングでまた拝見できること、楽しみにしております (笑)

 

子ども部屋の入り口問題

こだわりを一つ一つ実現されたK様。しかし、リノベーションのご検討中はコストだけでなく、
構造やマンションの規約によってどうしても諦めなければいけない部分も少なからず出てきます。
K様に妥協した点を伺うと、真っ先に出てきたのは「子ども部屋の入り口問題」でした。

当初は、リビングを経由して子供部屋に入る導線を望んでいたそうですが、
採光やお部屋のつくりの関係でリビングを通って子供部屋に入るのは不可能と判断。
もう一つの要望だった「リビングには2つの窓から光を取り込む」ことを優先させました。

「リビング経由は難しいけれど家に帰ってきた姿は見えるように」と、廊下を極力短くし、
子供部屋の入り口をリビング扉の内側に設置。「ただいま」と「おかえり」が自然に言える設計になりました。

 

LDKにいろんな機能を

グリーンや雑貨でアクセントを加えつつ、黒でしっかりと引き締めた素敵なLDK。
しかしそれだけでなくリビング学習のために照明色に工夫をしたり、
リビングの一角にはハンモックを吊るして遊び場を作ったりと、K様邸のLDKにはそれ以上の機能がありました。
(実はお引き渡し後、ハンモックに座るとTVが見えないということが発覚し、追加でTVが見える位置に吊り金具を設置したというエピソードも…笑)

将来は2人のお子様がそれぞれお部屋が持てるよう、リビングの壁や天井には予め下地を施工。
家族全員が長く快適に暮らせる見えない工夫もプラスしています。
エアコンも取り付けられるよう隠ぺい配管をしています。(小さな動物園の部分です!)
遊びも勉強も家族団欒も、そして将来的には部屋の追加も可能なフレキシブルな空間を創り上げました。

 

リノベ後の変化

「以前の賃貸はスペース的に難しくて…」と、なかなかお友達を呼ぶことができなかったという奥様。
お引越し後は気兼ねなく招待できるようになり、工事前の内装を知っているお友達からは、
変わり様にビックリされることもあるとのこと。

いつも取材に伺うと、リノベーション後の生活の変化をたくさん教えていただくのですが、
その度にリノベーションの工事完了はある意味「ゴール」だけど、新しい生活の「スタート」でもあるんだなとしみじみ感じます。
今回もスタートしたばかりのK様の新しい生活を拝見でき、また計画的なリノベーションご検討中のお話を伺うことができとても素敵な時間でした。

お忙しい中、撮影にご協力いただき誠にありがとうございました。
事例ページでは、今回ご紹介していないお写真も掲載していますのでぜひご覧くださいませ (^^)♪

渡部